ありがとうございます。しっかりと周知徹底をしていただけたらと思っております。
続きまして、具体的提案といたしまして、紙のごみカレンダーについてお伺いいたします。
最近では、自治体アプリやホームページの活用も進んでおります。しかし、実際に住民がごみを出すその場面で確認しているのは、私は、やはり依然として家庭の冷蔵庫や壁などに貼られた紙のごみ資源収集カレンダーではないかと思います。
ホームページや分冊冊子に情報が載っていても、毎日ごみ出しの場面で最初に目にするカレンダー本体に必要な情報が十分に示されていなければ行動変容にはつながりにくい。私は、ここに改善の大きな余地があると考えております。
そこで、委員の皆様にも直感的に御理解いただくため、実際のごみカレンダーの現物をお示ししながらお話をしたいと思います。お手元にちょっと配付させていただいておりますが。
まず最初の、四枚あります。これは札幌市、一例として持ってこさせていただいたんですけれども、一枚目が月ごとのカレンダー、二枚目、三枚目が一年間通しのカレンダーになっておりまして、四枚目がこれは別刷り、別冊子の資源とごみの分け方・出し方一覧ということで、より詳細な出し方を提示しているというものになっております。これは、私は、多くの自治体で見られるような一般的なごみカレンダーの代表例としてお示しをしております。
札幌市のごみカレンダーは、燃やせるごみ、燃やせないごみ、瓶、缶、ペットボトルなど、主要な区分と収集日が整理されており、全体として大変丁寧に作られております。必要な情報がきちんと整理されたしっかりしたカレンダーだと思います。つまり、これは決して悪い例ではありません。むしろよく作られた一般的なカレンダーです。
ただ一方で、この住民の立場に立ってこのカレンダー本体を見たときに、モバイルバッテリーやハンディーファンのようなリチウムイオン電池製品をいつどう出すのがいいのか一目で分かるかというと、必ずしも十分ではない面があると思います。
皆様、先ほどのカレンダー見ていただきまして、これで一発でモバイルバッテリーいつどこで出したらいいか分かるでしょうか。やっぱり一枚目はちょっと分かりにくいと思います。二枚目、三枚目の、ちょっと字が小さくて申し訳ないんですけれども、これを見ていただきましても、恐らくこれで一瞬にしてモバイルバッテリーをいつどこで出せばいいか、例えば小型充電式電気製品をどこで出せばいいか、なかなかちょっと分かりづらい部分があるかと思います。
実は、この二枚目の左の上側の部分、ここに小さく加熱式電子たばこ、ライターという表示がありまして、右上のところの青い枠に掛かっているところですね、これが恐らくリチウムイオン電池の回収なんだと思うんですが、ちょっと分かりづらいのかと思います。しかも、どこで捨てたらいいのかという曜日もちょっと分かりづらい。
四枚目も見ていただきますと、ではそこに詳しく書いてあるのかといいますと、これ見ていただいて、じゃ、リチウムイオン電池という言葉がなかなかちょっと見当たりにくいのかと思います。これ、どこにあるかといいますと、この燃やさないごみの一番下から二番目の段のところに、無料のところ、無料、ピンクで囲ってある加熱式電子たばこ、ライター、これになっているということでございます。つまり、情報がどこかに掲載されているということと住民が迷わず行動できることとは必ずしも同じではありません。
次に、五枚目、六枚目、これ前橋市の例を出させていただいております。ちょっとこれも文字が小さくて申し訳ないんですけれども。
こちらは、可燃、不燃、資源ごみなどに加えて、危険・有害ごみが明確に位置付けられております。さらに、カレンダー本体の中に小型充電式電池使用製品についてという欄を設けており、これ見ていただいたら、もう一番目に飛び付くところにそこの掲載をしているわけでございまして、あっ、ここに書いてあるなということが恐らくぱっと目に付くのかなと。黄色い字で、黄色いバックで書いておりますので、目に付きやすいのかなというふうに思うわけであります。そこにまた具体的な製品例なども書いてあるという状況でございます。また、そこの中には、店頭回収を優先することや、取り外しが難しい場合の扱い、絶縁の注意、火災リスク、住民が迷いやすい点なども一枚の中でかなり具体的に扱っておりまして、住民が実際に見る紙のカレンダーの中で危険物情報を見える化しているわけでございます。
ここで私が申し上げたいことは、札幌市のような一般的カレンダーが悪いということではありません。そうではなく、全国に広くあるよくできた一般的なカレンダーに、前橋市のような工夫を少しだけ加えるだけでも住民の理解と適正排出は大きく前進するのではないかということであります。
そこで、政府参考人にお伺いいたします。
環境省としても、リチウムイオン電池等による火災防止の観点からは、単に分別ルールをホームページや冊子に掲載するだけでは足りず、住民が日常的に見る紙のごみカレンダーそのものに危険物情報を分かりやすく落とし込むことが極めて重要であると考えるべきではないでしょうか。
また、札幌市のような一般的なカレンダーに前橋市のような具体的製品例や危険・有害ごみの見える化の工夫を加えることは全国的にも有効であると考えますが、環境省の認識をお伺いいたします。
72
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
リチウムイオン電池等が原因で考えられる廃棄物処理施設や収集運搬車両の発煙、発火が急増しております。こうした火災事故は、作業員に対する危害、また施設の長期間停止に伴う廃棄物処理の停滞、多大な修繕費等の発生等のおそれがあり、早急に対応すべき社会的課題であるというふうに認識しております。
このため、関係省庁が連携し、昨年十二月末に対策パッケージをまとめました。この中では、火災防止のための対策として、廃棄物処理施設に混入するリチウムイオン電池をエックス線やAIを用いて高度に選別する施設への導入支援策を盛り込みました。また、令和七年度補正予算で財政措置を行ったと…
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73原原田大二郎(公明)
ありがとうございます。しっかりと安全対策を進めていただけたらと思っております。
続きまして、生活者の立場から見た分かりにくさについてお伺いしたいと思っております。
火災の大きな原因の一つは、消費者にとって排出方法が分かりにくいことがあると思います。もちろん、自治体ごとに処理施設の性能や収集体制が異なる以上、排出ルールに一定の違いが生じること自体は、それ自体はやむを得ない面があります。しかし、市民の側からすれば、自分の今持っている製品を、どの区分で、どこに、どのように出せばよいのかが分からない。適正排出にはつながりません、そういう状態であれば。
とり…
この発言のページ
74角角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長
お答え申し上げます。
御指摘いただきました自治体における分別表示における用語や表記の在り方については必ずしも統一されてはおりませんけれども、環境省といたしましては、昨年三月に改定いたしました一般廃棄物処理システム指針におきまして、リチウムイオン電池を他のごみと分別することを含む標準的な分別収集区分を定めているところでございます。
また、具体的な製品例を明記すべきではないかという御指摘につきましては、昨年四月に市町村向けに通知を発出させていただいております。その通知におきましては、リチウムイオン電池が使用されている製品の品目を具体的に示すことで不適切な…
この発言のページ
- (上の発言)
75原原田大二郎(公明)
ありがとうございます。しっかりと周知徹底をしていただけたらと思っております。
続きまして、具体的提案といたしまして、紙のごみカレンダーについてお伺いいたします。
最近では、自治体アプリやホームページの活用も進んでおります。しかし、実際に住民がごみを出すその場面で確認しているのは、私は、やはり依然として家庭の冷蔵庫や壁などに貼られた紙のごみ資源収集カレンダーではないかと思います。
ホームページや分冊冊子に情報が載っていても、毎日ごみ出しの場面で最初に目にするカレンダー本体に必要な情報が十分に示されていなければ行動変容にはつながりにくい。私は、ここに改善の大きな余地があると考えております。
そこで、委員の皆様にも直感的に御理解いただくため、実際のごみカレンダーの現物をお示ししながらお話をしたいと思います。お手元にちょっと配付させていただいておりますが。
まず最初の、四枚あります。これは札幌市、一例として持ってこさせていただいたんですけれども、一枚目が月ごとのカレンダー、二枚目、三枚目が一年間通しのカレンダーになっておりまして、四枚目がこれは別刷り、別冊子の資源とごみの分け方・出し方一覧ということで、より詳細な出し方を提示しているというものになっております。これは、私は、多くの自治体で見られるような一般的なごみカレンダーの代表例としてお示しをしております。
札幌市のごみカレンダーは、燃やせるごみ、燃やせないごみ、瓶、缶、ペットボトルなど、主要な区分と収集日が整理されており、全体として大変丁寧に作られております。必要な情報がきちんと整理されたしっかりしたカレンダーだと思います。つまり、これは決して悪い例ではありません。むしろよく作られた一般的なカレンダーです。
ただ一方で、この住民の立場に立ってこのカレンダー本体を見たときに、モバイルバッテリーやハンディーファンのようなリチウムイオン電池製品をいつどう出すのがいいのか一目で分かるかというと、必ずしも十分ではない面があると思います。
皆様、先ほどのカレンダー見ていただきまして、これで一発でモバイルバッテリーいつどこで出したらいいか分かるでしょうか。やっぱり一枚目はちょっと分かりにくいと思います。二枚目、三枚目の、ちょっと字が小さくて申し訳ないんですけれども、これを見ていただきましても、恐らくこれで一瞬にしてモバイルバッテリーをいつどこで出せばいいか、例えば小型充電式電気製品をどこで出せばいいか、なかなかちょっと分かりづらい部分があるかと思います。
実は、この二枚目の左の上側の部分、ここに小さく加熱式電子たばこ、ライターという表示がありまして、右上のところの青い枠に掛かっているところですね、これが恐らくリチウムイオン電池の回収なんだと思うんですが、ちょっと分かりづらいのかと思います。しかも、どこで捨てたらいいのかという曜日もちょっと分かりづらい。
四枚目も見ていただきますと、ではそこに詳しく書いてあるのかといいますと、これ見ていただいて、じゃ、リチウムイオン電池という言葉がなかなかちょっと見当たりにくいのかと思います。これ、どこにあるかといいますと、この燃やさないごみの一番下から二番目の段のところに、無料のところ、無料、ピンクで囲ってある加熱式電子たばこ、ライター、これになっているということでございます。つまり、情報がどこかに掲載されているということと住民が迷わず行動できることとは必ずしも同じではありません。
次に、五枚目、六枚目、これ前橋市の例を出させていただいております。ちょっとこれも文字が小さくて申し訳ないんですけれども。
こちらは、可燃、不燃、資源ごみなどに加えて、危険・有害ごみが明確に位置付けられております。さらに、カレンダー本体の中に小型充電式電池使用製品についてという欄を設けており、これ見ていただいたら、もう一番目に飛び付くところにそこの掲載をしているわけでございまして、あっ、ここに書いてあるなということが恐らくぱっと目に付くのかなと。黄色い字で、黄色いバックで書いておりますので、目に付きやすいのかなというふうに思うわけであります。そこにまた具体的な製品例なども書いてあるという状況でございます。また、そこの中には、店頭回収を優先することや、取り外しが難しい場合の扱い、絶縁の注意、火災リスク、住民が迷いやすい点なども一枚の中でかなり具体的に扱っておりまして、住民が実際に見る紙のカレンダーの中で危険物情報を見える化しているわけでございます。
ここで私が申し上げたいことは、札幌市のような一般的カレンダーが悪いということではありません。そうではなく、全国に広くあるよくできた一般的なカレンダーに、前橋市のような工夫を少しだけ加えるだけでも住民の理解と適正排出は大きく前進するのではないかということであります。
そこで、政府参考人にお伺いいたします。
環境省としても、リチウムイオン電池等による火災防止の観点からは、単に分別ルールをホームページや冊子に掲載するだけでは足りず、住民が日常的に見る紙のごみカレンダーそのものに危険物情報を分かりやすく落とし込むことが極めて重要であると考えるべきではないでしょうか。
また、札幌市のような一般的なカレンダーに前橋市のような具体的製品例や危険・有害ごみの見える化の工夫を加えることは全国的にも有効であると考えますが、環境省の認識をお伺いいたします。
76角角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長
お答え申し上げます。
御指摘いただきました前橋市の事例のように、ごみカレンダーに工夫を加えていただいて、リチウムイオン電池が使用されている製品の品目を具体的にお示しいただくことは効果的な周知方法の一つであって、極めて意義があるものだと私どもとして考えております。
環境省といたしましても、リチウムイオン電池が使用されている製品の品目を具体的に示して周知することが望ましい旨を市町村向けに通知をさせていただいておりますので、地域ごとの分別方法等に応じてではございますけれども、市民にとって分かりやすく適切な方法で周知を進めていただけるように、環境省といたしま…
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77原原田大二郎(公明)
ありがとうございます。是非積極的に展開をしていただけたらと思っております。
次に、国の役割についてお伺いいたします。
家庭ごみの収集は自治体の業務であることはもちろん承知をしております。しかし、リチウムイオン電池の混入による火災が今や全国的に収集現場や処理施設の安全を脅かし、社会インフラにも深刻な損害を及ぼしている現状を見れば、自治体任せだけでは限界があるのではないかと思います。
対策パッケージにおきましても、分別収集区分が分かりやすく、住民にとって利便性が高い収集方法とすることとされております。であるならば、今求められているのは、単なる注意喚起で…
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石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
ごみカレンダーの危険物情報の表示については、各市町村が地域ごとの分別方法等に応じて創意工夫しているものというふうに認識しているところであります。このため、統一的なフォーマットを市町村に対して奨励することが本当に市民にとっていいのかどうか、市民が混乱を来す可能性もあり、慎重に検討する必要があるのではないかというふうに思います。
一方で、各市町村がごみカレンダーを作成する際に役立てていただけるように、委員が言われているような様々な情報を提供することは有効な手段であるというふうに思います。このため、環境省としては、リチウムイオン電池を使用する製品の具体例のイ…
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