萬浪学防衛省防衛政策局長

2026年6月25日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 107 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

お答え申し上げます。

南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題でございまして、そうした場合に、御指摘ございましたように、こうした島嶼部への輸送、機動展開能力というふうに申してございますけど、これを向上させることは重要だと考えてございます。

我々といたしましては、統合運用体制の下、海上輸送では、陸海空自衛隊の部隊を迅速に輸送できるよう、自衛隊海上輸送群を令和六年度に新編したところでございます。

また、現行の防衛力整備計画におきましては、機動展開能力の強化ということで、各自衛隊の輸送アセット、輸送機、輸送艦等々の取得を推進するほか、そうした海上輸送力を補完するため、御指摘ございましたように、民間の力ということで、車両やコンテナの大量輸送に特化したPFIの船舶、これを確保することといたしておりまして、令和六年から八年の予算で申しますと、八年度までの予算で申しますと、八隻のPFI船舶を確保することとしているところでございます。

その上で、例えば本年五月の陸上総隊演習(南西)という演習があるんでございますけれど、そこにおきましては、PFI船舶の民間力も活用しながら部隊を南西地域に展開すると、あるいは物資を輸送するといった訓練を実施してございます。

また、海上輸送群との関係でございますけれど、御指摘のように、これ共同の部隊の一つでございますけれど、現在、海上自衛隊から教育訓練の支援を受けながら、基本的な航行能力を段階的に向上させているというところでございますが、必要な部隊訓練を逐次実施しておりまして、例えば、現在実施中の日米の共同訓練、レゾリュート・ドラゴン26というのがございますけれど、そこにおきましては、海上輸送群に所属する輸送艦でございます「ようこう」、「にほんばれ」という二隻を用いた輸送訓練を実施してございます。

また、災害派遣との関係でございますと、令和六年の初頭に能登半島地震ございましたけど、その際は、自衛隊の輸送アセット以外におきましてもチャーター船などで部隊を輸送するといったことをいたしまして、災害派遣活動においても民間力を活用してございます。

いずれにおきましても、防衛省といたしましては、南西地域において十分かつ継続的な活動を行うには、民間の活力等々も活用しながら、各種訓練を通じて輸送力を強化していきたいというふうに考えてございます。

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