中村仁威外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長

2026年5月12日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 101 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 170 発言)

今委員からお話のございました会議の現状でございますけれども、NPTのこの会議、四月の二十七日の初日からは、まず一般討論演説がありました。その後、五月の一日からは、NPTの三本柱である核軍縮、核不拡散、そして原子力の平和利用、この三つの柱それぞれについて議論が行われている最中であります。

六日には、先ほど委員からも言及のありました成果文書の最初の案文、これはもう本当に最初の素案なので、彼ら自身がゼロドラフトと呼んでおりますが、こういう文書が各国に示されて、今はこの文言に関する議論を行われていると、こういう状況にございます。

会議においては、聞いておりますと、各締約国からNPT体制の重要性を訴える発言、これが相次いでいることは一方で事実であります。こういった国々の中には、前二回の会議で成果文書をまとめることができなかったということを踏まえて、今回何とかしてコンセンサスを達成したいという熱意を示す者も多いわけであります。ただ、同時に、先ほど委員もおっしゃられましたとおり、厳しい安全保障環境を反映して様々な論点をめぐって見解が鋭く対立する局面、これも多々目撃されていることは事実であります。

あと二週間ございます。どのような形で終結をするのか、率直に言って予断を許しません。ただ、日本代表団としては、引き続き、議長ビエットさんを支えて、様々な国の意見の立場の違いを少しでも埋めて建設的な議論が行われるようにすべく、最大限の努力を行っていきたいと思っております。

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