長崎敏志観光庁観光地域振興部長

2026年4月23日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 50 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

お答え申し上げます。

コロナ禍における水際対策が終了して以降、インバウンドが急速に回復し、都市部を中心に観光客の過度な混雑やマナー違反による影響について取り上げられることが増え、社会的な関心が高まっているということは、観光庁といたしましても承知しております。

こうした中で、昨年十一月、高市総理から国土交通大臣に対し、観光客の過度な集中の防止、地方分散の推進、マナー違反等のオーバーツーリズム対策の強化に向けた具体的な対策を検討するよう指示をいただいたところでございます。

これを受け、観光庁におきましては、観光需要の管理のためのパーク・アンド・ライドの実施、需要に応じた入域管理や事前予約制の導入等の取組に加え、マナー啓発や違反行為の防止対策等への支援を通じ、過度な混雑やマナー違反等、個々の地域が抱える個別課題に対応していくこととしております。また、地域特性を生かしたコンテンツの造成支援や交通ネットワークの機能強化を推進していくことにより、特定の都市、地域への集中を是正し、地方への需要の分散を促進することとしております。さらには、これらの施策を着実に実施するための財源として、国際観光旅客税の引上げを行い、令和八年度予算において所要の予算を確保したところでございます。

先般閣議決定しました第五次観光立国推進計画におきましても、インバウンドの戦略的な誘客と住民生活の質の確保の両立が新たな施策の柱として位置付けられ、こうした取組を行う地域数を百地域ということをすることを目標として掲げられているところでございます。

観光庁といたしましては、引き続き、国と地域の関係者間の連携を強化しながら、オーバーツーリズム対策に取り組んでまいります。

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