中村仁威外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長

2026年4月21日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 144 発言)

平木委員の後段の御質問でございますが、核物質が他国やテロリストの手に渡るというケースについてです。

イランという個別の国に関する事案についてどうかという仮定の質問にはお答えすることは差し控えたいと思うんですが、一般論といたしまして、核物質がテロリストなどの手に渡るといった形で拡散するということは、国際の平和と安全が脅かされるおそれがあるものということで、非常に懸念を持って注視すべきものだと思います。

かかる観点から、例えば、昨年の九月でしたが、IAEAの総会が決議を採択をいたしました。これは、各国が核物質について不正な取引の防止や探知などに向けて協力し合うように求めるものであります。IAEAではかねてから累次の取組を重ねてきておる次第であります。

それから、こういった文脈で関連する多国間の条約もございます。例えば核物質及び原子力施設の防護に関する条約、これは、締約国に対して、自国の管轄下にある核物質を不法な取得などから防護するための制度を確立することなどを義務付けているものであります。我が国は、この条約を二〇一四年に締結をしておりますし、また、その締約国を増やす取組にも参画をしているところでございます。

前後のやりとり

77の発言を見る

85の発言を見る