村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長

2026年5月14日・第221回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

お答えいたします。

まず、この法案全体の評価というのは、私の意見陳述の中でも申し上げましたけれども、非常に評価をしております。

なぜならばといいますと、やはりAIの競争力というのはデータの品質というものに非常に左右されておりますけれども、今までは個人情報を含むデータの取扱いというものに非常に厳格な規定がございましたので、なかなかこの活用というのが諸外国に比べ少し劣後していたという事実がございます。そういったところが、統計等を用いて個人のプライバシーを侵害しない範囲でデータの活用ができるといったことは非常に評価ができるというふうに思います。

一方で、私が意見陳述の中で申し上げたように、技術は非常に高速に進化しておりまして、こういったプライバシーを保護するということが技術的に可能にもなってきております。こういったことをしっかり鑑みた上でのこの法律改正というところで評価もできますけれども、一方で、やはり、こういった措置を講じないで悪用するあるいは放置するといったようなところがあった場合に、きちんと罰則等を考えるということも必要な措置ではないかなというふうに思います。

今回の改正に基づきまして、この一般法での、保護法でのそういった罰則、罰則といいますか、課徴金も含めたところが法整備されるということは、非常に抑止力も含め重要になってきているのではないかというふうに評価をしております。

私からは以上でございます。

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