天野慎介一般社団法人全国がん患者団体連合会理事長

2026年3月10日・第221回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 130 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 188 発言)

御質問ありがとうございます。

まず一点目、どういった声があるのかということですが、私、今日はがんの患者団体の立場で来ておりますが、当然、難病の団体の方々からも、今回の高額療養費の引上げ、特に月額の部分については負担がまだまだ大きいという声をたくさんいただいていますし、実は、がん以外の様々な疾病の患者団体というか患者さんや一般の方からもお声をいただいていて、例えば不妊治療を行っている方、不妊治療を行っている方が今回のような引上げになってしまうと、負担が大きくなって不妊治療を続けることが困難なので、これを機に不妊治療をやめることを考えているといったコメントもいただいています。

特に今、特徴的だと思われるのが、先ほど申し上げたように、いわゆる子育て世代の方、子育てされている方は扶養家族が多いですので、その分、経済的な負担も大きくなりがちということで、何とか負担の軽減をしていただきたいという声をいただいているところです。

また、高額療養費では、医療費はカバーされますが、医療費以外の、例えば病院への通院であるとか、様々な費用がかかってきたり、あるいは転職、退職に伴って収入が減りますので、そういった部分はもちろんカバーされないわけなので、まだまだしんどいといった声は多数いただいているというのが一点目の御質問への回答になるかと思います。

二点目ですけれども、どういった検討の方法が望ましいのかというのは、これはまさに政府あるいは国会議員の皆様に考えていただくことだとは思うのですが、ただ、昨年のことを振り返りますと、今年は二段階の引上げになっていますが、昨年は三段階の引上げとなっていました。その中で、政府の方で検討いただいて、複数回にわたって修正をしていただいたという経緯があって、一回目は多数回該当の据置き、二回目は、一段階目は実行するけれども、二段階目以降は凍結するといった方法が昨年は取られたと承知していて、三回目に全て一旦凍結というふうな判断をしていただいたと思いますので、その部分は、是非この国会の場で十分に審議していただきたいというふうに願っています。

前後のやりとり

126の発言を見る

134の発言を見る