鈴木厚人岩手県立大学学長

2026年3月9日・第221回国会 衆議院 予算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 490 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 553 発言)

安全保障に関しましては、ちょっと、いろいろなポイントがあるんですけれども、安全保障といいますと、我が国の、一つは、例えばエネルギー問題でもよろしいですかね、原発がありますが、加速器技術が進んでくると、加速器駆動型原子炉といって、加速器が運転しているときには原子炉が動く、加速器が止まると原子炉が止まるというふうに、スイッチオン、オフの役割があります。これが今世界でも進めておりまして、ILCの加速器技術もどんどんどんどんそういうものに応用できるというのが一つポイントがあります。それから、使い済みの核燃料の半減期を下げるということに関してもリニアコライダーは進められるというふうに考えております。

あとは、安全保障に関しましては、先ほど言いましたように、佐々木先生が言っておられる、五十年、七十年、百年にわたって、日本に世界からたくさんの国が集まってくるというのは一つの平和のシンボルであるということを示すことができると思うんですね。それが第一点だと思います。

それから、もう一点は何でしたか。(庄子委員「環境問題」と呼ぶ)環境問題ですね。これに関しましては、実は、加速器を使った環境問題は非常に進んでおりまして、ほとんどの煙突の下に小さな加速器を造りまして、ばい煙を安全にすると。ここでいいのは、加速器を使いますと分解しちゃうんです。有害物質を無害にしちゃうので、外へ出しても平気なんですね。普通のフィルターとは違うということで、水もそうです。水に関しても、どんどん使われています。最近では、PFASをどうやって分解するかというのを、加速器を使ってPFASを安全なものにするということも今世界で進められております。そういうことでありまして、加速器技術というのはそういう面にも、環境面に関しても使われていくと思います。

以上です。

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