非常に難しい問題で、私ごときの知恵で答えが出せるのかなという気がしますが、まず一点、価格につきましては、先ほど申し上げましたように、WTIの方でもう九十ドルをつけたということになれば、十中八九、百ドルは超えるんだろうと思います。百ドルを超えるということになりますと、通常のガソリン価格、昨日報道していましたテレビですと、今ガソリンの平均価格が百五十七円程度に落ちてきたというように報道されておりましたけれども、これが多分以前のように二百円を上回るというような価格になってくるんだろうと思います。
この価格の問題もさることながら、原油の入ってくる数量が減るということで、買いだめというような問題が十中八九起こってくるんじゃないのかなという気がいたします。
先日のニュースでも、SNSによるフェイクニュースというんでしょうか、偽情報で、原油がもう明日にでも届かなくなってくるといううわさが流れているというような報道をしておりましたけれども、私が思い出すのは五十年前のトイレットペーパーの騒ぎなんですが、あの頃も、先輩方にお聞きしますと、原油の輸入自体は滞っていないと。それが滞るだろうということでトイレットペーパーのパニックが起きて、日本からトイレットペーパーがなくなったという現象が起きたわけですけれども、今度もSNS等の情報をそのまま垂れ流しにしていくと何がどう起こってくるか、非常に危険な状態になるんだろうと思います。これを抑制するような方策が取れるかどうか。
それから、あと、省エネというんでしょうか、石油消費の行動を国民一人一人が取っていただければ、今、二百五十四日分の備蓄がある、これを三百日程度には延ばすことは十分可能。前回の五十年前から今日に至るまでの中で、我々はコロナの対策も取れるようになりました。結局、地方では自動車に乗って出勤するという人が大半ですけれども、自宅で会社の仕事をやるというようなライフスタイルも十分取れるようになってきていますので、この辺をうまく活用しながら油の消費数量を減らしていくということを考えるべきなんじゃないかなと思います。
サウジ以外の輸入を考えるということですが、一番埋蔵量の可能性があるのはベネズエラですけれども、まだ油が出てきていませんので、ここからの輸入というのはまず無理なんだろうと思います。それ以外のところでいきますと、大半がペルシャ湾を通って出てきている。サウジアラビアが紅海の方、スエズ運河の方から出すということを検討しているみたいですけれども、これもちょっと、相当なパイプラインを通していかなきゃならないので、早々、一朝一夕にできるのかなという気がいたします。
そうすれば、先ほど申し上げたような省エネ対策というのでしょうか、これを政府の方で積極的に進めるということを考えた方がいいんじゃないかなと思います。
以上でございます。
380岡岡恒憲鹿児島経済同友会代表幹事
一消費者の立場からすれば、消費税の減税というのはウェルカムで、非常にありがたいなと思いますが、経済界に身を置きます人間の立場として考えてみましたら、消費税をゼロにするということであれば、その財源をどこに持っていくのか、この議論がなされないまま安易に消費税額を落とすというのはいかがなものかと思います。
ビジネスマンとして最も危惧するのは、二年間ゼロにします、そこから先また上げますと、食料品かどうかは別にしましても、需要が過大になるのと減少するのとが起こるというのは、ビジネスマンとしたら非常に痛手を被ります。コンスタントに一定のレベルで右肩上がりになってい…
この発言のページ
381亀亀割浩介株式会社Farm―K代表取締役
農家目線からしまして、先ほども言わせていただきましたけれども、やはり農家、食料品に直結します。
結局、先ほども言いましたけれども、簡易課税、また免税事業者が消費税を売上げで回収できず、仕入れの方で、経費の方で払うということで、やはりちょっと苦しくなるだろうと言われております。
あと、本則課税の方につきましても、昨日、ここで質問するに当たり大規模な肥育農家の方に話を聞いたんですけれども、日々飼料などの買入れをする、そこで消費税が出ていく、売る分に関しては消費税が入ってこないから、やはりそこでキャッシュフローが悪くなる、下手をすれば資金ショートを起こしか…
この発言のページ
382石石原正敬(自民)
ありがとうございます。皆様方から貴重な御意見を賜って、今後我々の議論の参考にさせていただきたいと思います。
続きまして、米国とイスラエルがイランに対して攻撃をしまして約一週間が過ぎようとしています。そんな中、ホルムズ海峡が事実上閉鎖されるなど、我々の日常生活にも影響を及ぼす可能性が出てまいりました。先ほども岡様から御指摘があったとおりでございます。特に、石油や天然ガスといったエネルギーなどの輸入への懸念が取り沙汰されています。
そこで、岡様と亀割様にお尋ねいたします。
まず、午前中に視察をしました志布志石油備蓄基地を始めとする国家備蓄、民間備蓄、産…
この発言のページ
- (上の発言)
383岡岡恒憲鹿児島経済同友会代表幹事
非常に難しい問題で、私ごときの知恵で答えが出せるのかなという気がしますが、まず一点、価格につきましては、先ほど申し上げましたように、WTIの方でもう九十ドルをつけたということになれば、十中八九、百ドルは超えるんだろうと思います。百ドルを超えるということになりますと、通常のガソリン価格、昨日報道していましたテレビですと、今ガソリンの平均価格が百五十七円程度に落ちてきたというように報道されておりましたけれども、これが多分以前のように二百円を上回るというような価格になってくるんだろうと思います。
この価格の問題もさることながら、原油の入ってくる数量が減るということで、買いだめというような問題が十中八九起こってくるんじゃないのかなという気がいたします。
先日のニュースでも、SNSによるフェイクニュースというんでしょうか、偽情報で、原油がもう明日にでも届かなくなってくるといううわさが流れているというような報道をしておりましたけれども、私が思い出すのは五十年前のトイレットペーパーの騒ぎなんですが、あの頃も、先輩方にお聞きしますと、原油の輸入自体は滞っていないと。それが滞るだろうということでトイレットペーパーのパニックが起きて、日本からトイレットペーパーがなくなったという現象が起きたわけですけれども、今度もSNS等の情報をそのまま垂れ流しにしていくと何がどう起こってくるか、非常に危険な状態になるんだろうと思います。これを抑制するような方策が取れるかどうか。
それから、あと、省エネというんでしょうか、石油消費の行動を国民一人一人が取っていただければ、今、二百五十四日分の備蓄がある、これを三百日程度には延ばすことは十分可能。前回の五十年前から今日に至るまでの中で、我々はコロナの対策も取れるようになりました。結局、地方では自動車に乗って出勤するという人が大半ですけれども、自宅で会社の仕事をやるというようなライフスタイルも十分取れるようになってきていますので、この辺をうまく活用しながら油の消費数量を減らしていくということを考えるべきなんじゃないかなと思います。
サウジ以外の輸入を考えるということですが、一番埋蔵量の可能性があるのはベネズエラですけれども、まだ油が出てきていませんので、ここからの輸入というのはまず無理なんだろうと思います。それ以外のところでいきますと、大半がペルシャ湾を通って出てきている。サウジアラビアが紅海の方、スエズ運河の方から出すということを検討しているみたいですけれども、これもちょっと、相当なパイプラインを通していかなきゃならないので、早々、一朝一夕にできるのかなという気がいたします。
そうすれば、先ほど申し上げたような省エネ対策というのでしょうか、これを政府の方で積極的に進めるということを考えた方がいいんじゃないかなと思います。
以上でございます。
384亀亀割浩介株式会社Farm―K代表取締役
農業分野としましては、やはり以前のウクライナ情勢の悪化とかもありますけれども、間違いなく肥料は上がってくるだろうと思います、現状でいきますと。
ただ、水稲に関しましては、春以降に作付となっていきますので、恐らくここにはまだ影響は及ばないのではないかなと思われるところです。ただ、来年度から恐らく上がるだろうということ。あと、同じく原油の問題で、施設園芸となると、ハウス関係は燃料をたかないといけませんので、そこが大分痛手を受けるだろうなと。あとは被覆資材、ビニール関係も上がっていきます。
実質それだけ上がったのを、今度売価で賄えていくか、その辺が恐らく難…
この発言のページ
385石石原正敬(自民)
ありがとうございます。
それぞれの大変貴重な御意見、ありがとうございました。
最後になります。鹿児島県知事であります塩田様は、稼ぐ力というキーワードが県政運営の一つの柱になっていると思います。特に、観光や一次産業を活性化させることを重視されている印象を持っております。私も、三重県の人口約四万人の菰野町という町の町長を十二年間やっていたこともありまして、観光と第一次産業は地方経済を活性化させる、すなわち地方創生において大きな役割を果たすと確信しています。
しかしながら、この分野だけではありませんが、地方の中小企業や第一次産業の現場は、高齢化の進展とと…
この発言のページ
386塩塩田康一鹿児島県知事
地域における人材の不足ということは、いろいろな分野それぞれで顕在化してきていると思っております。そうした観点から、いろいろな省力化の投資を後押ししたりとか、外国人材確保とか、いろいろなことをやってきておりますが、そうした中で、今御指摘のような公務員の兼業、こういったことも、地域の人材を幅広く活用することで地域の維持発展に努めていくということでは大変重要な取組だと思っております。
鹿児島県においても、職員の兼業、特に今おっしゃったような、例えば交通でありますとかエッセンシャルワーカーとして地域の発展のために寄与するというようなことについては、積極的に認め…
この発言のページ