私がこの予算委員会室に出入りするようになったのは、最初は一九八二年でございますので、年は隠しておりませんが、大分長いんですけれども、その間、本当に、補正予算については、かなり大規模な補正予算の常態化というのは、ここまで来るとは思わなかったという感想はございますね。
もちろん、そのときそのときに必要性があるから大胆な補正予算をつくってきたわけでございますが、近年、いろいろな先生方から御質問いただいておりますように、補正で例えば災害対応等も行う、当初予算のシーリングがきついのでということが起きたときに何が起きるかというと、その執行をする段階で例えば真冬になるとかそういうことになりますと、実際工事ができないとか。それで結局繰り越す。それで、繰り越した後に、今度は人手が足りないから、また今度は事故繰越し、それができないというような御批判もいろいろあって、その面での硬直化ははっきり言って別途ございます。
委員が御指摘いただいたような部分ももちろんなしとはしないわけですが、いろいろな経験と予算委員会における何十年の審議の積み重ねもございます。省庁における様々な今までのメリット、デメリット、それから積み重ねもございますので、より効果的、効率的な予算にするために、今までも執行調査ですとか行政レビューですとか、今回我々も取り組みますが、いわゆる見直しですね、こういったものも含めて、今おっしゃった点も含めて全て検証して見直した上、やはり、当初予算である程度やれるのであれば、そこに積んでおいて、その間で身動きができるようにするということがあり得ると。
その上で、御質問にはなかったですけれども、予算の改革の中には、複数年度の財政出動をコミットする仕組みというのも当然あるわけです。これについては、これをコミットして、し過ぎてしまうと、修正するときや成果目標の管理でおかしいんじゃないかという御指摘も昨日、おとといいただいておりますから、これも両面あるんですが、改善していく方向性としては、まさにおっしゃったように、大き過ぎる大規模な補正予算がなぜだか常態化している状態というのも、効率性が高くない部分もあるでしょうし、また、予見可能性も確かにそれは低いわけですよ。常態化しているとはいえ、確実ではないわけですから。
ということを是正した上に、かつ、おっしゃったように、ある程度柔軟に、臨機応変に対応できるような、きちっとした、複数年度も可能とする、特に投資の仕組みなども盛り込んでいくという、非常に野心的な、また抜本的な改革になっていくと思いますので、きちっと、皆様の御意見も踏まえながら、よりよいものにすべく努めてまいりたいと考えております。
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森ようすけ(国民)
御答弁ありがとうございます。
責任あるというかぎ括弧のところをすごく強調しておっしゃって、御答弁いただきましたけれども、それはそうなんだと思います。財政の持続可能性に配慮するということはもちろん必要なことなので、それはそのとおりで間違ってはいないんですが、果たしてそれは責任ある積極財政なのかというのが少し疑問なんですね。
施政方針演説の中でも、今回の内閣の方針としても、責任ある積極財政ということをとても強調しておっしゃいますが、それは、今の話を聞いていると、責任ある財政政策なんじゃないかと思うんですね。キャッチフレーズとして積極財政、積極財政とおっし…
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片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
御指摘の予算のつくり方を根本から改めるということについては、総理は常々、経済成長の実現のために必要な財政出動を行うに当たっては、特に民間、民間事業者や、地方、地方自治体の取組を後押しするために、政府の予算の予見可能性、この予見可能性を確保することが必要というか、非常に重要だということを述べられております。このため、毎年度補正予算が組まれることを前提とした予算編成と決別し、必要な予算は可能な限り当初予算で措置していくという考え方です。
この令和八年度予算は、この政権が成立する前に概算要求基準等が全部できておりましたので、その第一歩ではありますが、全部でき…
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森ようすけ(国民)
ありがとうございます。民間と自治体の後押しをする、そして予見可能性を高めるという観点で、補正予算ありきの予算編成ではなくて、当初予算からできる限り組み込んでいくというような方向性を示していただきました。
この補正予算の縮減については、おっしゃっていただいた予見可能性が高まるといったメリットは大きくあると思います。ただ、一方で、幾つか課題も存在していると思います。
補正予算を縮減することで予算の硬直化につながり得るということですけれども、やはり、年間の予算の中で、補正予算を小さくしていって当初予算の枠を増やしていくと、当初予算の、年度の初めの段階である…
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- (上の発言)
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片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
私がこの予算委員会室に出入りするようになったのは、最初は一九八二年でございますので、年は隠しておりませんが、大分長いんですけれども、その間、本当に、補正予算については、かなり大規模な補正予算の常態化というのは、ここまで来るとは思わなかったという感想はございますね。
もちろん、そのときそのときに必要性があるから大胆な補正予算をつくってきたわけでございますが、近年、いろいろな先生方から御質問いただいておりますように、補正で例えば災害対応等も行う、当初予算のシーリングがきついのでということが起きたときに何が起きるかというと、その執行をする段階で例えば真冬になるとかそういうことになりますと、実際工事ができないとか。それで結局繰り越す。それで、繰り越した後に、今度は人手が足りないから、また今度は事故繰越し、それができないというような御批判もいろいろあって、その面での硬直化ははっきり言って別途ございます。
委員が御指摘いただいたような部分ももちろんなしとはしないわけですが、いろいろな経験と予算委員会における何十年の審議の積み重ねもございます。省庁における様々な今までのメリット、デメリット、それから積み重ねもございますので、より効果的、効率的な予算にするために、今までも執行調査ですとか行政レビューですとか、今回我々も取り組みますが、いわゆる見直しですね、こういったものも含めて、今おっしゃった点も含めて全て検証して見直した上、やはり、当初予算である程度やれるのであれば、そこに積んでおいて、その間で身動きができるようにするということがあり得ると。
その上で、御質問にはなかったですけれども、予算の改革の中には、複数年度の財政出動をコミットする仕組みというのも当然あるわけです。これについては、これをコミットして、し過ぎてしまうと、修正するときや成果目標の管理でおかしいんじゃないかという御指摘も昨日、おとといいただいておりますから、これも両面あるんですが、改善していく方向性としては、まさにおっしゃったように、大き過ぎる大規模な補正予算がなぜだか常態化している状態というのも、効率性が高くない部分もあるでしょうし、また、予見可能性も確かにそれは低いわけですよ。常態化しているとはいえ、確実ではないわけですから。
ということを是正した上に、かつ、おっしゃったように、ある程度柔軟に、臨機応変に対応できるような、きちっとした、複数年度も可能とする、特に投資の仕組みなども盛り込んでいくという、非常に野心的な、また抜本的な改革になっていくと思いますので、きちっと、皆様の御意見も踏まえながら、よりよいものにすべく努めてまいりたいと考えております。
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森ようすけ(国民)
御答弁ありがとうございます。
一九八二年からいらっしゃるということで、私は九四年生まれなので、私の人生の始まったときより前からずっとこの予算編成で勉強され、やられているということで、そうしたところもかりながら、しっかり私も励んでいきたいなと思いますが。
やはり、大きな補正予算が常態化しているということは問題だと思っております。加えて、複数年度の枠をつくっていって、予見可能性を高めながら柔軟に対応していくという理念、方向性はすばらしいと思うので、ただ、透明性がどうしても損なわれてしまう方向だと思うので、そうしたところはしっかりと意識をしながら、予見可能…
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片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
基金の活用につきましては、施政方針演説等におきましても、事業者の方々に安心して研究開発や設備投資をしていただけるように、複数年度予算や長期的な基金による投資促進策を大胆に進める等と、ポジティブな活用についてかなり強いメッセージが出ておりまして、昨日の予算委員会でも、基金について、政策効果を高めるためにこれまで以上に不断の検証と適正化を行っていくという、こちらの面も答弁をさせていただいております。
つまり、基金の活用は今申し上げたような目的のためにしっかり進めてまいりますが、野方図に拡大するということでは決してございません。これまでも、基金の活用におきま…
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森ようすけ(国民)
ありがとうございます。
まさに、めり張りをつけていただいて、悪いところは直して、いいところは伸ばしていくという方向で進めていただきたいなと思っております。
委員長、済みません、途中で申し訳ないんですけれども、これは御答弁されない大臣も出席されるんでしたっけ。御公務忙しいと思うので、御退席いただいても大丈夫なんですが。
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