有田芳生 (中道改革連合)

2026年5月8日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 183 発言)

赤報隊事件についても、一九八七年五月三日、憲法記念日に朝日新聞阪神支局が襲われて、目出し帽の男が改造散弾銃を撃って、当時、小尻知博記者、二十九歳が殺害をされた、人が死んでいる事件なんですよね。

そういう事件は、その散弾銃を撃った人間を車で逃走させた人物もいましたから、あるいは、朝日新聞静岡支局爆破未遂事件についても、全く違ったモンタージュ、似顔絵の男がいますから、これは複数の、グループによるものだろうと私は判断しておりますと同時に、グリコ・森永事件についても、捜査当局はもうはっきり確認されているはずですけれども、リーダーがいて、その下に五人か六人、つまり、本当に密な関係の、複数、グループだという判断を下していらっしゃるはずなんです。これは、当時取材した人たちはもう当たり前のことなんです。

今日、資料をお配りしましたけれども、吉山利嗣さんという、毎日新聞の名物記者で、グリコ・森永事件について最近の毎日新聞が報道しましたけれども、こうおっしゃっている。たとえ時効になっても、警察は指紋のデータベースを持っており、照合作業は続けているはずや、なのに四十年以上も一致する指紋が出ないなんてことがあるやろか。指紋の問題が重要なんですよね。

朝日新聞静岡支局爆破未遂事件については、私は、当時、取材もして、遺留指紋が三つあるということは確認しており、週刊文春にも書きましたけれども、これは警察関係者から話を聞いたことを記事にしましたけれども、遺留指紋が赤報隊事件にもある、だけれども、前科のある人物とは一致しなかった。グリコ・森永事件についても、毒入り危険、食べたら死ぬでというお菓子が置かれた、そこから指紋も検出されているんだけれども、プロですから、御承知のように、前科のある人からは指紋がヒットしなかった、一致しなかった。でも、指紋はあるんですよ、グリ森にしても赤報隊事件にしても。

じゃ、そこで、時効になったけれども、海外に犯人の一部が行っている可能性もあることを含めて、いまだ捜査は続けなければいけないと思うんですけれども、ここでお聞きしたいのは、時効になったグリ森事件あるいは赤報隊事件について、捜査体制というのはもう時効になれば一応なくなるんですかね。どうなんでしょうか。

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