結城恵群馬大学特別教授・名誉教授

2026年4月21日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 68 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 71 発言)

御質問ありがとうございます。非常に重要なポイントだと考えます。

というのは、今、私たちは労働力が不足しているから来てくださいといって、要らなくなったら要りませんなんてことは絶対にない。人道的に人権というものをきちんと尊重し、その方たちが自らの意思で日本で生きるという覚悟をされるのであれば、しっかりといろいろな制度の下で自己実現が図れるような社会でなければならないと思います。

最近、私もふとした機会がありまして、海外に経営者の皆さんと出張に行くことがありました。そのときに実感したのは、今まで私は、高度外国人材の定着、定着、さあというふうに言っていたんですけれども、企業の活動自体がどんどん今外に出ようとしていて、そこでビジネスチャンスをどんどんと広げ、特に東南アジアですね、そこに日本で働いてきたあるいは学んでいる人材を配置したいと。

つまり、定着ということではなく、循環する人材というのがこれからますます増えてくるだろうと考えています。それは日本にとっても非常にメリットの大きいことで、経営者たちがそこを見て経済活動を活性化したいというふうに考えていて、そこのところを、自己都合ではなく、日本側の都合ではなくて、外国人材の方が自分たちの次のステージとして選択できるような環境をつくっておく、あるいはそういうパスを労働の市場からもしっかりと支援をしていくという方策がこれから求められるのかなというふうに思いました。

そして最後に、日本で生まれ育っていく子供たちです。この子たちは、自分は何人か、ひょっとしたら日本人だと考えている可能性も高いです。そういった子供たちの思いもしっかり受け止めながら、未来人材を責任を持って育てていくという視点も必要になろうかと思います。

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