御質問ありがとうございます。
地方、このエネルギー、どういうふうに外国人材とともに歩んでいくかは、全国のいろいろな地方の大きな課題になっていると思います。
実は、私は、都会の学校を出て、初めての就職が群馬だったんですけれども、意気揚々として行ったんですが、日本の典型的な文化がいかに学校の文化の中に入っているかというところを、博士号を取らせていただいたんですけれども、結城理論が通じない地域が群馬にはあるよ、それがいわゆるブラジルタウンと言われている大泉町でした。そこに私は週二回ずっと通い詰め、フィールドワーカーですので、そういったところで、外国人材、子供たち、そして親、そして学校、行政、いろいろな方々がネットワークを広げていかないと子供の教育事情はよくならないということを感じました。
そこからいろいろな取組を進めていくと、地域全体がよくならなくてはならない、そうだとすると、本学はいろいろな学部がありますので、学部横断的に、例えば学校保健安全法の適用外になっている外国人学校でどういうふうに健康診断をしていくかとか、それを更に広げていくと、働く人たちの健康あるいはウェルネスをどういうふうに、ウェルビーイングをどうしていくかという課題になってきます。
ところで、今回のいろいろな在留資格の変更という点におきましても、今担当しておりますのが、高度外国人材になる人たち、いわゆる留学生の就職支援でございます。これにつきましても、いろいろな企業様から今回の法案についていろいろなリクエストをいただいてきたんですけれども、一つ結論として言えるのは、私たちが取り組んだものなんですけれども、二〇一五年には地元への就職が一六・四%だったのが、四年後には六一・四%、そして昨年度は八六・七%に上がりました。この数字は、地方において高度人材を定着させることは不可能ではないという結果になったと思います。
それは何をしたかというと、ちょうど、ライフステージに合わせて、日本でどんな夢を描くのか、そういったキャリアビジョンを磨くことと、それからコミュニケーションスキルをしっかりと伸ばしてあげること、さらには、地元の人たちや企業へ行って、暮らす、働くということがどういうことなのか、中長期のインターンシップに行ってもらって接触をするということです。
今回の課題にも関連させて申し上げますと、今申しました、人が日本で夢を抱きながら、あるいは失望もしながら、次のライフステージを選択するときに、どういう在留資格を取っていくのか、そこのところは大きな決断になると思います。そのときに、受益者負担になるかもしれませんが、お金を払っていただくと同時に、その支援をしっかり、国として、重要な人材、宝としてどう応援していくのか、それを示すチャンスになるというふうに考えています。それが地方においても活性化につながると考えています。
9福福原淳嗣(自民)
自由民主党の福原淳嗣でございます。
まずもって、質疑の機会をいただきましたこと、委員長、理事の先生の皆さん、そして法務委員会の全ての皆さんに感謝を申し上げるとともに、お忙しい中にもかかわりませず、こうして集まっていただきました三人の、生田参考人、鈴木参考人、そして結城参考人に心から感謝を申し上げまして、早速質問させていただきたいと思います。
まず、一番最初に、生田参考人にお聞きしたいと思います。
生田参考人は、お願い事項を二ページに書いてありまして、その二つのことに関しましては、実は今回の法改正の中でも手数料の減免又は免除ということで記されているわ…
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10生生田志織難民支援協会渉外チーム政策提言担当
御質問いただきまして、ありがとうございます。
日本の難民認定制度は、先ほどのお話の中でも少し触れましたが、非常に厳しいものになっているというところが私たち支援団体としての受け止めです。
おっしゃっていただいた公正性というところが非常に重要だと思っておりまして、例えば、難民申請をしたときに、当事者の意見を聞く機会が十分に設けられているかといいますと、インタビューも行われずに難民不認定とされる場合もあります。
あとは、難民申請中の方は、やはりこの手続はかなり複雑な手続です。難民申請に必要な書類とかを一人でそろえていくというのは非常に難しいんですけれども…
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11福福原淳嗣(自民)
生田参考人、ありがとうございました。
なぜ一番最初に難民の話をしたのかというと、実は私、前職、秋田県の大館市の市長をしていました。秋田犬のふるさとでもあるんですが、残念なことに、八十年前、一九四五年の六月三十日、御存じだと思いますが、花岡事件がありました。国策として中国の方をうちの花岡の鉱山に連れてきて、そこで労働をしてもらっていたんですが、結局は、一揆を起こして鎮圧される中で、たくさんの方々が亡くなってしまうという、惨劇です、はっきり言えば。毎年六月三十日に殉難者慰霊式典に出るというのは市長の務めなんです。
今の、現代の感覚でいえば、これは絶対許さ…
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- (上の発言)
12結結城恵群馬大学特別教授・名誉教授
御質問ありがとうございます。
地方、このエネルギー、どういうふうに外国人材とともに歩んでいくかは、全国のいろいろな地方の大きな課題になっていると思います。
実は、私は、都会の学校を出て、初めての就職が群馬だったんですけれども、意気揚々として行ったんですが、日本の典型的な文化がいかに学校の文化の中に入っているかというところを、博士号を取らせていただいたんですけれども、結城理論が通じない地域が群馬にはあるよ、それがいわゆるブラジルタウンと言われている大泉町でした。そこに私は週二回ずっと通い詰め、フィールドワーカーですので、そういったところで、外国人材、子供たち、そして親、そして学校、行政、いろいろな方々がネットワークを広げていかないと子供の教育事情はよくならないということを感じました。
そこからいろいろな取組を進めていくと、地域全体がよくならなくてはならない、そうだとすると、本学はいろいろな学部がありますので、学部横断的に、例えば学校保健安全法の適用外になっている外国人学校でどういうふうに健康診断をしていくかとか、それを更に広げていくと、働く人たちの健康あるいはウェルネスをどういうふうに、ウェルビーイングをどうしていくかという課題になってきます。
ところで、今回のいろいろな在留資格の変更という点におきましても、今担当しておりますのが、高度外国人材になる人たち、いわゆる留学生の就職支援でございます。これにつきましても、いろいろな企業様から今回の法案についていろいろなリクエストをいただいてきたんですけれども、一つ結論として言えるのは、私たちが取り組んだものなんですけれども、二〇一五年には地元への就職が一六・四%だったのが、四年後には六一・四%、そして昨年度は八六・七%に上がりました。この数字は、地方において高度人材を定着させることは不可能ではないという結果になったと思います。
それは何をしたかというと、ちょうど、ライフステージに合わせて、日本でどんな夢を描くのか、そういったキャリアビジョンを磨くことと、それからコミュニケーションスキルをしっかりと伸ばしてあげること、さらには、地元の人たちや企業へ行って、暮らす、働くということがどういうことなのか、中長期のインターンシップに行ってもらって接触をするということです。
今回の課題にも関連させて申し上げますと、今申しました、人が日本で夢を抱きながら、あるいは失望もしながら、次のライフステージを選択するときに、どういう在留資格を取っていくのか、そこのところは大きな決断になると思います。そのときに、受益者負担になるかもしれませんが、お金を払っていただくと同時に、その支援をしっかり、国として、重要な人材、宝としてどう応援していくのか、それを示すチャンスになるというふうに考えています。それが地方においても活性化につながると考えています。
13福福原淳嗣(自民)
結城参考人、ありがとうございました。非常に勉強になりました。
長く暮らしていると、やはりその人の役割、地域社会から求められる役割もですし、その人本人の地域社会に対する思いもやはり進化していく、そこに私たちが応えていかなければならないんだなということを再認識いたしました。
恐らく、私のふるさと大館だけでなく、およそ農業が盛んな、行けば田んぼが見えるようなところには必ず、日本の場合は縫製工場がございますよね。大館も間違いなくその形でありました。
ある縫製工場が、岡山の方に社長さんが替わったんです。そうしたら、その社長さんが来て、いや、福原市長、秋田はい…
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14結結城恵群馬大学特別教授・名誉教授
御質問ありがとうございます。
外国人住民そのものにいろいろと課すというのではなく、その人たちを雇っていたり、暮らしている現場の環境に関わる人たちにもしっかりと意識啓発をするということは非常に大事なことだと思います。
つまり、多文化共生あるいは外国人の活用といったときに、一番論じられていないのは日本人の意識改革です。
この問いにつきましては、外国人の秩序ある受入れと共生社会の実現のための有識者会議でも、そこはいろいろと議論をし、私自身もかなり提案を申し上げました。日本人に対して、これから、覚悟を持って、隣人として、暮らすところ、働くところで外国人材が…
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15福福原淳嗣(自民)
結城参考人、本当にありがとうございました。
最後、私からの提案ということで、結城参考人の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
今回は法改正でありますので、これは国であります。国が法をもって社会に対する秩序をつくっていくのは当然なんですが、首長を経験していると、現場はやはり市町村が最前線の現場のフロントにいますので、その市町村が、実は、この法の趣旨をきちんと理解をして、地域社会の、外国から来られた方々との共生をちゃんとつくっていく、コミュニケーションも含めて、その点が非常に重要ではないか。
まさに市町村こそ最後の防波堤になっていくのではないのかな…
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