合田哲雄文部科学省高等教育局長

2026年5月22日・第221回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 86 発言)

お答え申し上げます。

例えば慶応義塾大学では、二〇二八年度、令和十年度入学者に対する選抜から、特に高等専門学校本科卒業生を対象とした三年次編入制度が新たに導入されるなど、先ほど大臣からもお話がございましたように、国内においては、高等専門学校の教育水準が質と量の両面において極めて高いということは広く認識されてございまして、高等専門学校卒業者への期待も飛躍的に高まっていると考えてございます。

また、高等専門学校本科卒業後、約四割が大学や専攻科に進学し、希望者のほぼ全てが進学をしてございます。豊橋及び長岡の両技術科学大学のほか、例えば東京大学、東北大学、東京科学大学等の主要な研究大学にも編入学をする学生も毎年多数存在するなど、高等専門学校は、短期大学と同様に、その卒業生が大学に編入学できるという観念は国内では既に確立されているところでございます。

他方で、ただいま先生からも御指摘がございましたように、高等専門学校卒業生は、海外の大学への編入学等を行おうとする際には、準学士は学位である短期大学士と同一の水準の教育資格である旨を海外大学等に対してその都度説明しなければならないという課題が存在いたしてございます。そのことにつきましては、二〇〇五年当時におきましては、現在ほど人や技術、情報、資本のグローバル化が進んでいなかったと同時に、国外における高専に対する関心が今ほどは高くなかった状況の中で、高専本科卒業生の資格の国際的通用性が現在ほど強く意識されていなかったという背景があるものと認識してございます。

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