参政党の渡辺藍理です。
本日も質疑のお時間をいただき、ありがとうございます。
学校教育法等の一部を改正する法律案について質疑を行いたいと思います。
まず初めに、これまでのデジタル教科書導入に向けての政府の取組について振り返りをしたいと思います。
二〇二〇年度から、GIGAスクール構想により、全国の学校で児童生徒一人一台端末また高速ネットワークの整備が一気に進んできたことを契機として、デジタル教科書の活用に向けた議論が本格化してきたと承知しております。その背景には、学校教育法施行規則の改正により、紙の教科書に代えてデジタル教科書を使用できる範囲が限定的に認められたことや、また、文部科学省が、デジタル教科書の位置づけの見直しや、学習者用デジタル教科書の標準搭載を検討してきたという経緯があります。
こうした流れの中で、参政党は、紙を主とする教科書を基盤とした制度設計をすべきだと考えております。
先日、党の政策検討の参考とするため、デジタル教科書に関する党内アンケートを実施しました。約三千五百件を超える回答を得ました。こちらは無作為抽出による世論調査ではありませんが、保護者や教員、また学校関係者を含む多くの声が寄せられました。その内容を見ると、デジタル教科書の正式な教科書化には慎重な意見が非常に強い一方で、英語や理科などでの限定的また補助的な活用には一定の理解も見られました。
アンケートでは、正式な教科書としての導入に反対若しくはどちらかといえば反対が合計八六・五%、また、紙の教科書を必ず残すべき、原則残すべきというものが九三・七%でした。とても高い数値が得られたと思っております。
他方で、デジタルの利点を全て否定しているわけではなく、紙を基本としつつ必要な場面で補助的に使うべきだという意見が七八・三%に上りました。つまり、現場や保護者の意見としては、全面デジタル化ではなく、紙を主とし、デジタルを補足とする慎重な制度設計を求めていると受け止めております。
先ほども申し上げたとおり、児童生徒一人一台端末また高速ネットワークの整備が進んだことで、デジタル教科書の活用に向けた議論がなされて約六年が経過いたしました。
デジタル教科書の在り方と推進方策について、デジタル教科書推進ワーキンググループの中間まとめや審議まとめのパブリックコメントでは、次のような意見も出ております。約半数の教員がデジタル教科書を四回に一回ほどしか使っていないという実態、また、教員の負担が増えたり、教育の質が低下、学習効果が不明確で費用対効果が低い、これらの反対意見も出ております。
このような意見を踏まえ、政府は、二〇二〇年度から進められていたGIGAスクール構想について、現時点でどのように総括されておりますでしょうか。松本文部科学大臣にお伺いいたします。
138
松本洋平(自民)文部科学大臣
教科書作りにおきまして、各発行者が学習指導要領などを踏まえまして創意工夫をしていくことは、我が国の教科書全体の質を維持向上させる上で重要なことであると考えております。
今回の制度改正によりまして、教科書へのデジタル活用を可能とすることで、教科書作りの幅が広がり、多様で質の高い、子供たちにとって分かりやすい教科書が増えることを期待しているところでありますが、一方で、新たに導入可能となる動画などのデジタルコンテンツでは、学習指導要領に基づいた、教科書の一部として位置づけられるものに限定をして認めていく考えであります。
文部科学省としては、必要なコストに見…
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139
西岡義高(国民)
終わります。ありがとうございました。
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140
斎藤洋明(自民)
次に、渡辺藍理君。
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- (上の発言)
141渡渡辺藍理(参政)
参政党の渡辺藍理です。
本日も質疑のお時間をいただき、ありがとうございます。
学校教育法等の一部を改正する法律案について質疑を行いたいと思います。
まず初めに、これまでのデジタル教科書導入に向けての政府の取組について振り返りをしたいと思います。
二〇二〇年度から、GIGAスクール構想により、全国の学校で児童生徒一人一台端末また高速ネットワークの整備が一気に進んできたことを契機として、デジタル教科書の活用に向けた議論が本格化してきたと承知しております。その背景には、学校教育法施行規則の改正により、紙の教科書に代えてデジタル教科書を使用できる範囲が限定的に認められたことや、また、文部科学省が、デジタル教科書の位置づけの見直しや、学習者用デジタル教科書の標準搭載を検討してきたという経緯があります。
こうした流れの中で、参政党は、紙を主とする教科書を基盤とした制度設計をすべきだと考えております。
先日、党の政策検討の参考とするため、デジタル教科書に関する党内アンケートを実施しました。約三千五百件を超える回答を得ました。こちらは無作為抽出による世論調査ではありませんが、保護者や教員、また学校関係者を含む多くの声が寄せられました。その内容を見ると、デジタル教科書の正式な教科書化には慎重な意見が非常に強い一方で、英語や理科などでの限定的また補助的な活用には一定の理解も見られました。
アンケートでは、正式な教科書としての導入に反対若しくはどちらかといえば反対が合計八六・五%、また、紙の教科書を必ず残すべき、原則残すべきというものが九三・七%でした。とても高い数値が得られたと思っております。
他方で、デジタルの利点を全て否定しているわけではなく、紙を基本としつつ必要な場面で補助的に使うべきだという意見が七八・三%に上りました。つまり、現場や保護者の意見としては、全面デジタル化ではなく、紙を主とし、デジタルを補足とする慎重な制度設計を求めていると受け止めております。
先ほども申し上げたとおり、児童生徒一人一台端末また高速ネットワークの整備が進んだことで、デジタル教科書の活用に向けた議論がなされて約六年が経過いたしました。
デジタル教科書の在り方と推進方策について、デジタル教科書推進ワーキンググループの中間まとめや審議まとめのパブリックコメントでは、次のような意見も出ております。約半数の教員がデジタル教科書を四回に一回ほどしか使っていないという実態、また、教員の負担が増えたり、教育の質が低下、学習効果が不明確で費用対効果が低い、これらの反対意見も出ております。
このような意見を踏まえ、政府は、二〇二〇年度から進められていたGIGAスクール構想について、現時点でどのように総括されておりますでしょうか。松本文部科学大臣にお伺いいたします。
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松本洋平(自民)文部科学大臣
GIGAスクール構想でありますけれども、令和元年度から実施をしておりまして、一人一台端末や通信ネットワークなどの学校ICT環境を整備、活用することによりまして、教育の質を向上させ、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実現することを目的といたしまして、国策として進めてきたところであります。
これまでの成果といたしまして、我が国の学校教育において、一人一台端末を始めとするデジタル学習基盤が整備をされまして、児童生徒の学力との関係について一定の成果が出ていることや、不登校や病気療養中などの児童生徒の学びの保障にも大きく寄与しているこ…
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143渡渡辺藍理(参政)
御答弁ありがとうございます。
とてもよい評価をされているとのお話をいただきましたが、こちらの党内で行ったアンケートでは、不安の声がまだ多数届いておりますので、それらも踏まえ、次の質問に移らせていただきます。午前中の質疑でも数多く出ておりましたが、海外の事例についてです。
OECD、二〇一五年の報告書のICTと学力の調査によると、教育への技術導入が必ずしも成績に結びつかない可能性が示唆されております。
デジタル先進国として知られる北欧のノルウェーでは、十五歳を対象にした国際学習到達度調査で、読解力、数学的応用力、科学的応用力の全てで順位が低下している…
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144望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答えいたします。
今、いろいろ北欧の状況について御紹介いただきましたけれども、これはあくまで前提として、日本と同じ教科書の仕組みを取っている、あるいは教科書そのものを主たる教材として我が国のように定めているものではなく、多様な教材を教科書として他の国は使っているということでございますので、一様に比較できるものではないというふうにまずは考えてございます。
その上で、御指摘の事例として、スウェーデンにつきましては、デジタル化を推進しました二〇一〇年代、国際学力調査の順位は上昇しておりますが、二〇二三年の法改正によりまして、法律で印刷出版物として教科書を…
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