合田哲雄文部科学省高等教育局長

2026年4月24日・第221回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 97 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答え申し上げます。

まず、その前に、先ほど訴訟についてお話がございました。

御指摘の東京医科大学に関する訴訟につきましては、医学部医学科の入学者選抜において、お話がございましたように、募集要項であらかじめ説明せず、かつ、合理的な理由がなく女性や過年度の受験生が不利になるような得点調整を行っていたものでございまして、属性による差別的な取扱いに当たるとして不法行為に該当すると認定されたものと承知をしております。

一方で、大学入学者選抜実施要項で示している入学者の多様性を確保する選抜につきましては、合理的な理由に基づき、あらかじめ募集要項に明示の上、入学志願者の能力、意欲、適性をしっかり評価して行われるものであり、差別的取扱いとされていた東京医科大学の医学部医学科の事案とは異なるというふうに考えておるところでございます。

その上で、お尋ねの多様性でございますけれども、文部科学省としては、受験生の能力、意欲、適性等を多面的、総合的に評価、判定することが重要であると考えてございまして、その観点から、総合型選抜あるいは学校推薦型選抜など多様な入試方法を工夫することが重要であると考えております。

同時に、多様性を生かすキャンパスの実現の観点から、家庭環境、居住地域、国籍、性別等の要因により進学機会の確保に困難があると認められる方を始め、入学者の多様性を確保する観点から対象になると考える方を対象に、多様な入学者の選抜を工夫することも望ましいと考えてございます。

あわせて、こうした選抜の趣旨や方法について、社会的に合理的な説明を行うとともに学力も適切に評価することが重要であり、文部科学省としては、引き続き、このような考え方の下で、各大学における入学者選抜が適切に実施されるように取り組んでまいります。

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