歴史の学習が単なる暗記にとどまってはならない、共通した考えを持っているところであります。
このため、例えば高等学校学習指導要領で必修科目といたしました歴史総合では、個別の歴史的事象の背景や原因、結果や影響などに着目をいたしまして、日本と他国の動向を比較したり関連づけたりすることで、根拠に基づき多面的、多角的に考察、構想することとしているところであります。
また、大学入学共通テストにおきましても、歴史に関わる事象の意味や意義、特色や相互の関連などにつきまして、歴史的な見方、考え方を働かせながら、多面的、多角的に考察をしたり、課題の解決を視野に入れて構想したりする力を問う問題、こうしたものを作成しているところであります。
歴史総合というこの科目自体が、まだ導入されて日も浅いということもあるわけであります。こうした改善はいまだ道半ばであるというふうに認識をしているところでありまして、次期学習指導要領の検討におきましても歴史教育の更なる充実に努めてまいりたいと思いますし、おっしゃるとおりで、暗記だけではなくて、何でこういうことが起きたのかとか、そうしたことをしっかりと理解をし、考え、そして自らいろいろ解決策を導き出していく、こうしたことは大変大事なことだと思っておりますので、そうした考えに基づいてまた議論を深めてまいりたいと思います。
118渡渡辺藍理(参政)
ありがとうございます。
検定基準に準拠していると御回答いただきましたが、基準そのものが急速な社会情勢の変化やまた新たな学術的知見の提示に対して十分な即応性を備えているかについては懸念が残ります。基準を満たして検定を通過した記述であっても、議論の分かれる一方的な見解を正解として提供することにもなりかねません。教科書検定については、今後、再度具体的に議論をしたく存じます。
もう一点、戦後の歴史教育について、学術研究の進展や国際関係の変化、そして教科書検定制度の運用によって、その記述は時代とともに変化してきました。
先ほども述べたとおり、教科書は、民間の…
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119望望月禎文部科学省初等中等教育局長
繰り返しの答弁になりますけれども、教科書検定につきましては、検定基準に基づきまして、教科用図書検定調査審議会におきまして専門的、学術的観点から調査審議を行い、その結果を基にして記述の欠陥を修正いただくという仕組みでございます。
この検定審査の結果、検定を通った教科書につきまして、そのプロセスにつきましては、文部科学省としても、平成三年度から、前年度に検定を実施した教科書に関する検定関係資料を広く公開をしてございます。検定意見書、調査意見書、そして修正表等も全て公開をしてございます。
また、教科書の採択に当たりましても、使用する学校現場が、それぞれの地…
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120渡渡辺藍理(参政)
ありがとうございます。
時間の関係で次の問いを飛ばし、六問目、自分の言葉で語る力を育てる教育がこれからの時代にますます必要になるということについてお話をさせていただきます。
現状では、受験が暗記中心であるために学校現場でも覚える授業が優先され、考える歴史や語る歴史が十分に行われていないという指摘があります。子供たちは、年号や用語をひたすら覚え、テストで正確に再現することを求められていると考えますが、歴史というのは本来もっと豊かな学びであるはずです。資料を見て、ゆかりの地に赴き、そして自分で考え、自分の言葉で語る、そうした歴史的思考力を育むことこそが、…
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- (上の発言)
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松本洋平(自民)文部科学大臣
歴史の学習が単なる暗記にとどまってはならない、共通した考えを持っているところであります。
このため、例えば高等学校学習指導要領で必修科目といたしました歴史総合では、個別の歴史的事象の背景や原因、結果や影響などに着目をいたしまして、日本と他国の動向を比較したり関連づけたりすることで、根拠に基づき多面的、多角的に考察、構想することとしているところであります。
また、大学入学共通テストにおきましても、歴史に関わる事象の意味や意義、特色や相互の関連などにつきまして、歴史的な見方、考え方を働かせながら、多面的、多角的に考察をしたり、課題の解決を視野に入れて構想したりする力を問う問題、こうしたものを作成しているところであります。
歴史総合というこの科目自体が、まだ導入されて日も浅いということもあるわけであります。こうした改善はいまだ道半ばであるというふうに認識をしているところでありまして、次期学習指導要領の検討におきましても歴史教育の更なる充実に努めてまいりたいと思いますし、おっしゃるとおりで、暗記だけではなくて、何でこういうことが起きたのかとか、そうしたことをしっかりと理解をし、考え、そして自らいろいろ解決策を導き出していく、こうしたことは大変大事なことだと思っておりますので、そうした考えに基づいてまた議論を深めてまいりたいと思います。
122渡渡辺藍理(参政)
ありがとうございました。
時間になりましたので質疑を終わらせていただきます。本日もありがとうございました。
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斎藤洋明(自民)
次に、河合道雄君。
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124河河合道雄(みらい)
よろしくお願いいたします。チームみらいの河合道雄です。
まず、特別な教育的支援を必要とする児童生徒への支援に向けた情報連携についてお伺いをいたします。
さきの三月二十六日付で、発達障害を含む特別な教育的支援を必要とする児童生徒への適切な支援に向けた新年度における対応についてという事務連絡が発出されました。発達障害等のある児童生徒が年々増加する中、関係者間の情報共有や支援体制の構築が急務であるとの認識から発出されたものと理解しておりまして、こうした周知を図っていただいたことを評価しております。
改めまして、今回の事務連絡について、文科省としてどのよう…
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