西條正明文部科学省科学技術・学術政策局長

2026年3月4日・第221回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 11 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 225 発言)

お答えいたします。

大型放射光施設SPring8につきましては、共用促進法に基づきまして、特定先端大型研究施設として、先ほどお話しいただきました北川博士のノーベル賞受賞に貢献するなど、これまでも多くの成果を輩出してまいりました。

一方で、共用開始から二十五年以上が経過いたしまして、施設の老朽化のほか、諸外国の放射光施設の高度化が進む中で、性能の面でも後れを取りつつあるのも事実でございます。

そのため、山本先生が文部科学大臣政務官在任中に座長を務めていただきましたタスクフォースにおける報告書を踏まえまして、次世代半導体やGX社会の実現など、産業、社会の大きな転換に貢献すべく、現行の約百倍の最高輝度を誇る世界最高水準の性能を目指し、現在、SPring8の高度化に取り組んでいるところでございます。

また、文部科学省といたしましては、大型研究施設から創出される成果の最大化に向けまして、先ほどのSPring8の高度化のほか、スーパーコンピューター「富岳」の次世代機の開発、整備、ナノテラスやJ―PARCの機能強化を推進するとともに、新たに先端研究基盤刷新事業、EPOCHを創出いたしまして、全国の研究大学等における先端的な研究施設、機器の整備、共用、高度化を推進することとしております。

これらを通じまして、来年度から始まる第七期科学技術・イノベーション基本計画中に我が国の研究基盤を刷新し、若手を含めた全国の研究者が挑戦できる魅力的な研究環境を実現してまいります。

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