おはようございます。自由民主党の俵田祐児です。よろしくお願いいたします。
私は、衆議院の比例中国ブロック選出で、山口県出身でございます。本日、このように質問の機会をいただきました皆様に感謝いたしまして、質問に移らせていただきます。
私の地元山口県は、三方を海に囲まれ、県土の七割は中山間地域が占めるなど、非常に豊かな自然に恵まれております。
農業では、県オリジナル野菜のはなっこりーを始め、特色あるユリの花、結婚式場などで着物を汚さない、花粉がない、大き過ぎないという特色あるプチシリーズ、ユリの花ですが、これを開発するなど、ほかに、県が育成したかんきつ、せとみを、高品質ブランド、ゆめほっぺとして、品種改良だけでなく、ブランド化にも力を入れております。
このように優れた品種を開発し、価値を高めて販売していく取組は、地域の農業を発展させるために大変重要です。また、近年の温暖化による栽培環境の変化への対応や輸出競争力を高めるためにも、新たな優良品種の開発を継続していくことは絶対に欠かせません。
農業の現場を歩いてみると、例えば、山口県では、暑い時期を避け、国内一早く咲くリンドウの開発や、農研機構が育成した高温耐性の稲、恋の予感の導入など、新しい品種の力で温暖化の課題に対応しております。こうした品種の開発は、より一層スピード感を持って進めていく必要があります。
一方で、日本が開発した優良品種が海外に流出し、現地で勝手に栽培される事例が問題になっています。せっかくブランド化して輸出を頑張っても、海外の流出品と競合してしまっては、現場の農家さんにきちんとした利益が残らず、次の新品種開発への投資にも悪影響が出てしまっています。
そこで、本日は、我が国の植物新品種の海外流出対策と新品種育成の推進について質問をさせていただきます。
近年の高温化などの気候変動によって、農業の生産現場では悪影響が顕在化しています。そうした状況下において我が国の食料の安定供給を確保するためには、現在、生産現場が抱えている課題に対応した品種を育成し、普及していくことが重要と認識しております。
そこで、お尋ねをいたします。
今回提出された品種の育成と種苗の生産に重点を置いた本法案の狙いについて、政府のお考えをお伺いをいたします。
1
藤井比早之(自民)
これより会議を開きます。
内閣提出、重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律案及び種苗法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考人として国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構理事長千葉一裕君の出席を求め、意見を聴取し、また、お手元に配付のとおり、政府参考人の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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2
藤井比早之(自民)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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3
藤井比早之(自民)
質疑の申出がありますので、順次これを許します。俵田祐児君。
この発言のページ
- (上の発言)
4俵俵田祐児(自民)
おはようございます。自由民主党の俵田祐児です。よろしくお願いいたします。
私は、衆議院の比例中国ブロック選出で、山口県出身でございます。本日、このように質問の機会をいただきました皆様に感謝いたしまして、質問に移らせていただきます。
私の地元山口県は、三方を海に囲まれ、県土の七割は中山間地域が占めるなど、非常に豊かな自然に恵まれております。
農業では、県オリジナル野菜のはなっこりーを始め、特色あるユリの花、結婚式場などで着物を汚さない、花粉がない、大き過ぎないという特色あるプチシリーズ、ユリの花ですが、これを開発するなど、ほかに、県が育成したかんきつ、せとみを、高品質ブランド、ゆめほっぺとして、品種改良だけでなく、ブランド化にも力を入れております。
このように優れた品種を開発し、価値を高めて販売していく取組は、地域の農業を発展させるために大変重要です。また、近年の温暖化による栽培環境の変化への対応や輸出競争力を高めるためにも、新たな優良品種の開発を継続していくことは絶対に欠かせません。
農業の現場を歩いてみると、例えば、山口県では、暑い時期を避け、国内一早く咲くリンドウの開発や、農研機構が育成した高温耐性の稲、恋の予感の導入など、新しい品種の力で温暖化の課題に対応しております。こうした品種の開発は、より一層スピード感を持って進めていく必要があります。
一方で、日本が開発した優良品種が海外に流出し、現地で勝手に栽培される事例が問題になっています。せっかくブランド化して輸出を頑張っても、海外の流出品と競合してしまっては、現場の農家さんにきちんとした利益が残らず、次の新品種開発への投資にも悪影響が出てしまっています。
そこで、本日は、我が国の植物新品種の海外流出対策と新品種育成の推進について質問をさせていただきます。
近年の高温化などの気候変動によって、農業の生産現場では悪影響が顕在化しています。そうした状況下において我が国の食料の安定供給を確保するためには、現在、生産現場が抱えている課題に対応した品種を育成し、普及していくことが重要と認識しております。
そこで、お尋ねをいたします。
今回提出された品種の育成と種苗の生産に重点を置いた本法案の狙いについて、政府のお考えをお伺いをいたします。
5
根本幸典(自民)農林水産副大臣
お答え申し上げます。
気候変動や農業者の減少などに対応するためには、高温耐性や多収性などの形質を持ち、広域での課題解決に資する新品種の育成と普及が急務であります。
新品種の育成には、米で約十年、果樹では三十年以上と長い期間がかかり、多大な開発コストが必要となる中、公的機関における人的リソースの減少や、実需者や農業者との連携不十分による普及の遅れが課題となっているところであります。
また、新品種の迅速な普及に向けては、育成された品種の種苗が円滑に生産され、農業者まで供給されることが重要となりますが、種苗生産者の減少が進む中で、その効率化が課題となって…
この発言のページ
6俵俵田祐児(自民)
御答弁ありがとうございました。
本法案で、現場課題の解決に向けた品種の育成と普及の迅速化を進めるという狙いがよく分かりました。ありがとうございます。
次に、品種の育成を進めていくことは、食料の安定供給の確保に向けて非常に重要な取組と認識しておりますが、品種育成に必要な先端的な設備の整備が難しいことや研究者が減少している状況からも、都道府県等の単独の取組だけでは難しいと考えております。
先日行われた参考人質疑においては、品種育成の中心的な機関として、農研機構には様々な役割が期待をされております。
そこで、農研機構にお伺いをいたします。
今後、農研…
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7千千葉一裕国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構理事長
農研機構理事長の千葉でございます。
農研機構は、従前から、優れた形質を持ち、広域で普及できる先導的な品種の育成を進めるとともに、公設試験場等との共同研究により、各地域のニーズに応じた品種の育成にも取り組んでまいりました。
食料・農業・農村基本計画においては、農研機構は、産官学連携のハブとなり、地域課題の解決に向けた研究開発を推進することとされており、気候変動等の農業をめぐる情勢に対応した品種を迅速に育成、普及していくためには、これまで以上に各育成機関と連携を進めていくことが重要であると認識しております。
本法案では、農研機構の先端的な研究施設設備の…
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