雄川洋子富山県農林水産総合技術センター所長

2026年6月11日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 40 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 109 発言)

お答えいたします。

富富富は、育成に十五年かかりました。先ほども冒頭で御説明させていただきましたけれども、やはり高温傾向があるということで、コシヒカリはどうしても暑さに弱い面がありまして、米が白濁してしまう、品質を落としてしまう、一等米じゃなくて二等米に格下げになる、そうすると農家の皆さんも所得が減ってしまうということもありまして、そういった高温に強い品種というものを作るということは県や生産者の思いでもありましたし、やはり実需の皆さんからも、安定した高品質なお米を作ってほしいというようなことで、育成段階からそういった要請はいただいておりました。

開発の経過ですけれども、幾つかの候補から、最終的にこれを富富富にということで、どんどん選抜をしていったわけですけれども、その段階では、やはり実際に実需の方にも食べていただいて、見ていただいて、どれを品種にするかというようなところでの評価もいただいております。

さらには、それを品種として登録して、実際に普及をしなければいけない、生産者の皆さんに作ってもらわなければいけない。なかてですので、コシヒカリに替わって富富富を作るということで、それの生産拡大に向けては、富山県の方では、「富富富」戦略推進会議ということで組織いたしまして、JAですとか生産者団体、また流通関係者、消費者、そして飲食店の代表の方とか、あらゆる分野の方々にどうやって富富富を生産、販売、PRしていくかということで戦略を立てまして、そういった中で品種を育ててきたということがあります。

品種は、ただ作るだけではなくて、それを実際に栽培してもらわなければ完結しませんので、そういったことで進めてまいりました。

以上です。

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