山口靖農林水産省農産局長

2026年5月13日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 57 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 146 発言)

お答え申し上げます。

米の輸出につきましては、近年順調に伸びておりまして、二〇二五年に約四・八万トン、金額ベースで百五十九億円ということでございます。委員から四%という話がありましたが、直近五年間というレンジで見れば、二・三倍という形で拡大しているところでございます。

昨年四月に策定した食料・農業・農村基本計画におきましては、米の輸出の更なる拡大を図ることといたしまして、米、パック御飯、米粉、米粉製品の輸出を二〇三〇年に三十五・三万トン、約九百二十二億円という形の意欲的な目標を設定しているところでございます。

この目標に到達するために、今後、米の輸出の伸びを更に加速させていく必要があるわけでございますが、現在、日系に加えまして、現地系のスーパーやレストランなどの新たな販路の開拓、グルテンフリーあるいはノングルテンの米粉、米加工品など付加価値を持つ商品のプロモーションの強化など、米の新たな需要の開拓を政府は率先してやっていく必要があるというふうに考えております。

また、他国産と価格面でも勝負していけるような、農地の大区画化等の基盤整備、多収品種の開発普及の拡大、スマート農業の導入、定着などの生産コストの低減対策についてもしっかり取り組んでいく必要があると思っております。

食料・農業・農村基本計画に関する本委員会での決議もいただいておりますが、その中でも、二〇三〇年に三十五万トンという意欲的な目標を達成するため、生産コストの低減、付加価値の向上を図るべきという決議をいただいているところでございまして、我々としても、その趣旨を酌んでしっかりと対応してまいりたいというふうに考えております。

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