杉中淳農林水産省輸出・国際局長

2026年4月16日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 17 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のお茶ですけれども、二〇二五年の輸出額は七百二十一億円、対前年比でプラス九八%とほぼ倍増しておりまして、過去最高を記録しております。この背景でございますけれども、スターバックスなどの大手外食チェーンが、世界的な健康ブームを背景にして、抹茶をラテやスイーツなどに用いて、海外において、現地の消費者が日常的に利用する飲食店において需要開拓に成功したことが非常に大きいと考えております。委員御指摘のように、スターバックスの抹茶の売り込みの事例などを分析をして横展開していくということは非常に重要だと考えております。

また、委員の御地元の、御指摘のあったかんきつ類についても、フランスにおいて、ユズ、ユズ果汁などがブームになったというような成功事例もございます。需要開拓を図るためには、品目ごとの強みを踏まえたきめ細やかなマーケティング、ブランディングを行いつつ、拡大余地の非常に大きい現地系商流に食い込むことが非常に重要だと考えております。

また、お茶の事例ですけれども、大幅に拡大した海外需要に供給力が追いつかず、これを奇貨として、中国などの第三国において抹茶の生産の拡大が進むなど、新しい課題も顕在化しております。これらに対処し、委員の御地元のかんきつを含めて、輸出向けの供給力の強化を図る必要があると考えております。

このため、農業構造転換集中対策も活用しつつ、海外が求める規制、品質、ロットなどに対応した輸出産地の育成を進め、旺盛な海外需要を我が国の農業の成長力につなげていきたいと考えております。

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