長妻昭 (中道改革連合)

2026年4月15日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 36 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 210 発言)

長妻昭です。よろしくお願いをいたします。

資料一でございますけれども、国家安全保障会議のメンバーと、新設される国家情報会議のメンバーはほぼ一緒なんですね。政策部門をカスタマー、インテル部門をプロバイダーとすれば、カスタマーとプロバイダーがほぼ同じメンバーである。専門家、関係者の方と議論をいたしましたところ、やはり相当、今回の法案によってインテリジェンスの政治化が進んでくるんじゃないかと。政治化というのは、これはよく御存じだと思いますが、政治的な理由により、インテリジェンスの内容が意図的に歪曲されること。詳細は三ページに書いてございます。そういうような意味で、今後とも、インテリジェンス機関、インテル部門と政治との距離というのが大変重要になってくるというふうに思います。

大川原化工機事件というのは記憶に新しいのでございますが、私は、この背景、最大のポイントは、当時、経済安保というのが言われてきて、流行というか、これは重要なことで、今は地に足を着いてやっていると思うんですけれども、功を焦って、公安部局がやはりそこで名を上げたいということで、かなりプロバイダー部門がカスタマーの意向を忖度をしながら行き過ぎてしまった。結局、冤罪がばれる前には警察庁長官賞あるいは警視総監賞も受けているわけですね、すばらしいということで。ですから、こういうようなことが、これまでもありましたし、これから更に多発すると私は考えております。

これは別に日本だけじゃないんですね。どの先進国でもこれはもう永遠の課題で、相当注意深く、国会のチェックとか内部統制、第三者機関、やっているんです。ところが、日本は国会のチェックもない、第三者機関、内部統制もない、これが心配ということなんです。

その中で、インテル部門と政治との距離という意味で、昨日から国会でも話題になっております、現職の自衛官が制服を着て自民党の党大会で日本国国歌を斉唱されたということであります。

私が驚いたのは、その自衛官の方が、ちゃんと自衛隊の中で、そういうのに出席していいですかというふうに申請をして、組織として順繰りに上がっていって、組織として了解をしている。このところに私はちょっと驚くのでございますが、組織的に自衛隊自身が了解をしたということについて、何か疑問というのは感じませんでしょうか。

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