井上樹彦日本放送協会会長

2026年6月25日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 93 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 106 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のとおり、この四月に新たにNHK AI原則を決定して発表いたしました。

このAI原則は、NHKが公共放送としての責任を果たしつつ、AI技術を安全かつ倫理的に利用、開発するための基本姿勢を示したものであります。AI時代において、より一層情報空間の健全性を確保するなどの役割を果たしていきたいというふうに考えております。

どんな時代においても、放送法第一条に明記された健全な民主主義の発達に資するという究極の目標の達成のために、変わることなく努力を続けていきたいと考えております。

これに合わせて、従来からありますAI利用指針も改定しました。例えば、制作や取材における生成AIの利用指針は、従来はリスク回避に重点を置いた内容としておりましたけれども、今回、いかに安全に使いこなしていくかにシフトした内容に改めております。

具体的には、情報の整理や職場の資料作成などの様々な作業を効率化することや、番組などのコンテンツにおいて新たな表現手法を生み出していくことなどが期待されているところであります。

今後のAI技術の進展や社会の受け止めなどを注視しながら、不断に、柔軟かつ慎重に判断してまいります。

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