お答えいたします。
JICTにおきましては、世界的に拡大するICTサービスの需要を取り込むことなどを目的にいたしまして、委員御指摘のとおり、二〇二二年二月にJICTの支援基準を改正いたしまして、ハードインフラの整備などを伴わないICTサービス事業を新たに支援対象に追加いたしました。
インフラのみならず、多言語翻訳サービスなどのICTサービスに関しましても、海外需要を積極的に取り込み我が国の事業者の成長につなげていくことが重要であると考えているところでございます。
また、委員御指摘の多言語翻訳サービスは、総務省所管の情報通信研究機構、NICTが長年開発してきた我が国の技術につきましてライセンス供与を受けた企業の海外展開の事例でございまして、JICTにおいては、このNICTの技術アドバイザーの技術的見地の収集なども通じまして、ICT分野に係る専門性を高めてございます。
このように、JICTのICT分野に係る専門性の観点から、また、我が国発の技術を由来としましたこの多言語翻訳サービスの海外展開支援はJICTとの親和性が高いものと考えているところでございます。
134青青木ひとみ(参政)
ありがとうございました。
今回のこの十年という期間が地方の中小企業の成長や雇用の安定につながることを強く期待して、私の質問を終わりにさせていただきます。
ありがとうございました。
この発言のページ
135
古川康(自民)
次に、武藤かず子君。
この発言のページ
136武武藤かず子(みらい)
チームみらいの武藤かず子です。本日も、JICT法改正の審議のため、質問の機会をいただき、ありがとうございます。
今回の改正は設置期限を十年延長するというシンプルな内容ではございますが、それだけに、延長を認めるに当たって問われるべき点が多くあると考えております。順次お伺いしてまいります。
初めに、JICTの支援対象の範囲についてお伺いをいたします。
JICT法が定める支援対象は、海外において電気通信事業、放送事業、郵便事業を行う者であります。二〇二二年十二月に出資を決定したポケトーク社が展開する多言語翻訳サービスはICT関連であり、領域としてはJIC…
この発言のページ
- (上の発言)
137布布施田英生総務省国際戦略局長
お答えいたします。
JICTにおきましては、世界的に拡大するICTサービスの需要を取り込むことなどを目的にいたしまして、委員御指摘のとおり、二〇二二年二月にJICTの支援基準を改正いたしまして、ハードインフラの整備などを伴わないICTサービス事業を新たに支援対象に追加いたしました。
インフラのみならず、多言語翻訳サービスなどのICTサービスに関しましても、海外需要を積極的に取り込み我が国の事業者の成長につなげていくことが重要であると考えているところでございます。
また、委員御指摘の多言語翻訳サービスは、総務省所管の情報通信研究機構、NICTが長年開発してきた我が国の技術につきましてライセンス供与を受けた企業の海外展開の事例でございまして、JICTにおいては、このNICTの技術アドバイザーの技術的見地の収集なども通じまして、ICT分野に係る専門性を高めてございます。
このように、JICTのICT分野に係る専門性の観点から、また、我が国発の技術を由来としましたこの多言語翻訳サービスの海外展開支援はJICTとの親和性が高いものと考えているところでございます。
138武武藤かず子(みらい)
御答弁ありがとうございます。
既に許斐委員からの質問にもありましたとおり、私が懸念しておりますのは、審査する側のケーパビリティーの問題でございます。海底ケーブルやデータセンターといった大規模インフラ案件のリスク審査と、スタートアップへの出資を判断するのとでは、求められる専門知識は全く異なります。
そもそもJICTにおいては、案件を審査する人材の確保自体も難しいと聞いております。支援対象を拡張していけば、適切なリスク審査が行われないまま案件が積み上がっていくことを懸念しております。設置期限の延長に当たり、設立目的と支援対象の整合性を改めて精査した上で、…
この発言のページ
139布布施田英生総務省国際戦略局長
お答えいたします。
JICTにおきましては、現在、独立した第三者の専門家による資産査定は実施されておりませんが、JICT自ら出資資産の公正価値評価を実施し、その結果を公表しております。
また、JICTは株式会社として、会社法に基づき、決算書について会計監査法人による監査を受けておりまして、二〇二三年度以降二年連続の単年度黒字の計上などの実績は第三者による監査を受けているものでございます。
加えて、JICTでは、民間株主の意見を取り入れながら経営が行われ、また、社外取締役を中心とする委員構成となっている委員会において投資の意思決定が行われておりまして…
この発言のページ
140武武藤かず子(みらい)
御答弁ありがとうございます。積極的に外部の意見を取り入れられるということ、心強く感じております。
続きまして、JICTの存在意義と回収目標についてお伺いをいたします。
JICTの存在意義は、大きく二点あると考えております。一点目が政策性、二点目が収益性でのリターンであります。この両者の評価の枠組みが事前に明示されていなければ、将来にわたって客観的な検証を行うことが難しくなると懸念をしております。
設置期限の延長に当たっては、政策性と収益性、この二つのタイプのリターンに対して、政策性においては指標、手法、タイミングを、収益性に関しては最終的な利益還流…
この発言のページ