石田晋也金融庁監督局長

2026年4月22日・第221回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 74 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 145 発言)

お答え申し上げます。

滞留金、滞留資金の点についてでございますけれども、仕組みがかなり複雑になっているものでございますので、ちょっとなかなか分かりにくいところがあって恐縮でございますけれども、過去にお支払いいただきました純保険料の余剰及び当該余剰資金の運用益からこの滞留資金というのが成っておりますけれども、これは、現行の保険料率において、既に純保険料の負担を軽減するために毎年充当するということが行われておりまして、今回の保険料水準の引上げも、この充当を行うことで、これを考慮した上で決定しているところでございます。

この滞留資金につきましては、二〇〇〇年の審議会の答申に基づきまして、保険料の見直し時期から五年間、純保険料に対しまして毎年均等に充当する想定で保険料水準が計算されたところでございます。それで、前回の保険料の見直し時期でございます二〇二二年度末から今回の改定時期でございます二〇二五年度末で、滞留資金の残高自体は、当時の七千二百三十九億円から五千二百十五億円に二千億円ほど減少しているものでございまして、一年当たりの純保険料への充当額が減少せざるを得ない、こういう状況になってございます。

また、保険料の引上げ改定時期を仮に来年度に先送りした場合には、今年度の不足額というものも来年度に上乗せすることになりますので、来年度負担の一層の急激な増加につながる蓋然性が高いということから、今般の自賠責保険料の引上げの改定につきましては、こうした点を踏まえまして、先般の審議会におきまして決定されたものと理解しております。

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