宿本尚吾国土交通省住宅局長

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 25 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えをいたします。

今回創設をいたしますライフサイクルカーボン評価制度におきましては、新たに建材、設備製造時の脱炭素化の取組が評価されることとなりますが、その実効性を高めるには、それぞれの建材や設備において、製造時の温室効果ガス排出量原単位と言われるものを整備していくことが重要となります。

本法案におきましては、排出量原単位の算定方法や表示内容を国が定めた上で、建材や設備の製造事業者がその旨を建材や設備の広告などに表示できることとしており、国が定めた方法などに沿っていないにもかかわらず沿っていると表示をしたり、紛らわしいものを表示したりすることを禁止しております。

また、アメリカやヨーロッパなどにおきましては、建材や設備の製造事業者が作成をした排出量原単位を第三者が検証するという体制が構築されているものと承知をしております。

一方、我が国におきましては、ライフサイクルカーボン評価の普及に向けた取組がまだ緒についたばかりであり、排出量原単位の整備を進めていく必要がある現状におきましては、まずは、第三者検証のないデータについても活用可能とし、社会的コストが過大とならない形で原単位の整備を促進していきたいというふうに思います。

中長期的には、排出量原単位の正確性などを向上させることも重要であると考えております。現在、第三者検証を行います人材の育成のための研修などへの支援も行っているところであり、引き続き、必要な環境整備に取り組んでまいります。

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