宿本尚吾国土交通省住宅局長

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 19 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えをいたします。

住宅・建築物の省エネルギー政策につきましては、オイルショックを契機とした一九七九年の省エネ法制定以来、これまで、省エネ基準の整備、建築主の届出制度や住宅トップランナー制度の創設、建築物省エネ法の制定など、段階的に制度の見直しを実施してまいりました。

おおむね半世紀をかけて、昨年四月に、戸建て住宅を含めた全ての新築住宅・建築物につきまして省エネ基準適合を義務化するに至ったところであります。

これまでの長年の取組によりまして、断熱性能の確保、高効率な暖冷房設備、給湯器設備の採用などが一般化されまして、住宅・建築物の省エネ性能の向上が図られたところでございます。

具体的には、新築住宅の省エネ基準適合率が二〇〇四年度には一五%であったのに対し、昨年度の適合義務化により一〇〇%に達しております。さらには、新築住宅のZEH水準の適合率につきましては、二〇一九年度に一二%であったところ、五年後の二〇二四年度には六〇%に増加をしております。

また、基準適合義務化など制度見直しに向けた環境整備については、これまでも、省エネ性能の高い住宅の供給に対する補助や省エネ計算方法の周知、普及、住宅の断熱施工の講習会などを通じた中小工務店などの技術力向上などの支援に取り組んできたところでございます。

とりわけ制度見直しの周知につきましては、例えば昨年四月の法施行前には、設計者に対する説明会、講習会の開催、テキストなどの作成、オンライン講座の開設や、申請図書の作成支援を行う建築士向けのサポートセンターを全都道府県で設置するなどを行っております。

本法案の施行に当たりましても、サポート体制の確保など、円滑な施行に向けた環境整備を図ってまいります。

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