お答え申し上げます。
コンテナターミナルゲート前の渋滞発生の主な要因として、コンテナトレーラーの来場時間が集中し、ゲートの処理能力やターミナルの荷役能力を超えてしまうことが考えられます。
このため、ゲート前の混雑解消のために国土交通省が開発した予約システムであるCONPASの導入を各コンテナターミナルにおいて進めてきたところです。
委員御指摘の点に関しては、今後、横浜港の一部コンテナターミナルにおいて、原則予約の運用により、予約枠を拡大するとともに、ゲート到着前にコンテナ情報を照合することができる機能を実装してゲート手続のトラブルを回避するといった利用者の利便性向上に取り組んでまいります。
また、オフピークのコンテナ搬出入については、昨年度、関東地方整備局において、オンシャーシデポを設け、CONPASを用いて閑散時間帯にコンテナの搬出入を行う現場実証を横浜港で行ったところであり、得られた課題を踏まえ、関係事業者や港湾管理者とも連携して改善に取り組んでまいります。
国土交通省といたしましては、引き続き、我が国コンテナターミナルのゲート前混雑の解消に向けて、関係事業者や港湾管理者等と連携して対応してまいります。
28
西園勝秀(中道)
ありがとうございます。是非、地元の要望も踏まえまして、積極的な活用をお願いいたします。
次に、サーキュラーエコノミーポートについて伺います。
二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向け、製鉄分野では、高炉に比べCO2排出量を大幅に削減できる電炉の活用拡大が求められています。その原料となる鉄スクラップの需要は今後更に高まることが見込まれますが、国内では、スクラップを効率的に集荷、保管、輸送するための岸壁やヤードが十分とは言えません。鉄スクラップは大量輸送が基本であり、海上輸送拠点となる港湾機能の強化は不可欠です。
政府として、サーキュラーエコノミーポ…
この発言のページ
29安安部賢国土交通省港湾局長
お答え申し上げます。
御質問一点目の鉄スクラップについては、石狩湾新港や三河港において、取扱機能の向上のために岸壁やヤードを整備しています。
サーキュラーエコノミーポートについては、現在公募中であり、八月上旬を目途に選定を予定していますが、鉄スクラップなどの貨物需要を踏まえつつ、必要な岸壁やヤードの整備を含め、循環資源の物流システムの構築を推進してまいります。
二点目の金属スクラップや廃プラスチックなどの処理及び管理については、令和七年三月に取りまとめたサーキュラーエコノミーポートの在り方を踏まえ、港湾管理者による不適正ヤードの是正や水際対策など、…
この発言のページ
30
西園勝秀(中道)
御答弁ありがとうございます。今回、廃棄物処理法の改正もされる中でスクラップヤードの規制強化がされる見込みですので、このサーキュラーエコノミーポートも是非それに対応する対応をよろしくお願いいたします。
次に、コンテナターミナルのゲート混雑の解消に向けた取組について伺います。
現在、東京港や横浜港のコンテナターミナルのゲート前では、依然としてトレーラーの渋滞が発生しており、多くのドライバーが長時間の待機を余儀なくされ、一般車両の通行にも支障が出ています。
ゲートの渋滞対策緩和のため、コンテナ搬出入予約システム、CONPASの導入を始め、ゲートオープン時…
この発言のページ
- (上の発言)
31安安部賢国土交通省港湾局長
お答え申し上げます。
コンテナターミナルゲート前の渋滞発生の主な要因として、コンテナトレーラーの来場時間が集中し、ゲートの処理能力やターミナルの荷役能力を超えてしまうことが考えられます。
このため、ゲート前の混雑解消のために国土交通省が開発した予約システムであるCONPASの導入を各コンテナターミナルにおいて進めてきたところです。
委員御指摘の点に関しては、今後、横浜港の一部コンテナターミナルにおいて、原則予約の運用により、予約枠を拡大するとともに、ゲート到着前にコンテナ情報を照合することができる機能を実装してゲート手続のトラブルを回避するといった利用者の利便性向上に取り組んでまいります。
また、オフピークのコンテナ搬出入については、昨年度、関東地方整備局において、オンシャーシデポを設け、CONPASを用いて閑散時間帯にコンテナの搬出入を行う現場実証を横浜港で行ったところであり、得られた課題を踏まえ、関係事業者や港湾管理者とも連携して改善に取り組んでまいります。
国土交通省といたしましては、引き続き、我が国コンテナターミナルのゲート前混雑の解消に向けて、関係事業者や港湾管理者等と連携して対応してまいります。
32
西園勝秀(中道)
ありがとうございます。是非、取組をお願いいたします。
ゲート混雑が原因かどうか分かりませんけれども、本年四月、邦船社を母体とするオーシャンネットワークエクスプレス、通称ONEですが、こちらが日本発着の欧州航路から撤退をしました。これは、我が国港湾の国際競争力の低下を象徴する出来事であり、強い危機感を抱かせるものです。
二〇一一年、国土交通省は、国際戦略港湾政策を打ち出し、コンテナ港湾の選択と集中を進めることでアジア主要港との競争力強化に取り組んできました。しかし、現実には、コンテナ物流の中心は上海や釜山へと移りつつあり、日本の港湾の地位は相対的に低下…
この発言のページ
33
佐々木紀(自民)国土交通副大臣
委員御指摘のとおり、コンテナターミナルの効率化、自動化、高度化は、大変重要な課題だと認識をしております。
港湾の競争力強化や労働力不足といった課題に対応するため、国交省では、遠隔操作RTGの導入、コンテナターミナルゲートの高度化に対する支援を行ってきたところでありますが、さらに、今年度には、遠隔操作ガントリークレーンの導入支援制度を創設いたしました。
また、港湾技術開発制度により、コンテナターミナルの更なる生産性向上や労働環境改善に資する技術開発への支援を実施しております。
加えて、港湾手続のデジタル化を進めるため、データプラットフォームであるサイ…
この発言のページ
34
西園勝秀(中道)
佐々木副大臣、力強い御答弁ありがとうございます。港湾ロジスティクスは戦略十七分野の一つですので、是非、港湾への予算の重点配分をよろしくお願いいたします。
本日は、ここにちょっと一冊の本をお持ちいたしました。これは、平成十一年に旧運輸省港湾局が監修した「港湾の施設の技術上の基準・同解説」です。
港湾施設を建設する際に必要となる技術基準と、その具体的な設計手法が示されており、まさに港湾技術者にとっての教科書というべき存在です。この基準・同解説はおおむね十年ごとに改定が行われております。
平成七年に運輸省へ港湾技官として入省した私は、係長時代にこの改定作…
この発言のページ