池光崇国土交通省大臣官房公共交通政策審議官

2026年5月13日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 161 発言)

お答え申し上げます。

委員御指摘の令和二年に創設をいたしました地域旅客運送サービス継続事業につきましては、現在、委員御地元の北海道での五件を含めまして、計十四件の実施計画を認定しております。路線バス等の廃止が見込まれた地域において、地方公共団体の主導により、地域住民の移動手段を確保する取組が進んでおります。

また、令和五年に創設したエリア一括協定運行事業の実績といたしましては、制度創設後、令和五年十月より、長野県松本市において全国第一号の取組が始まっており、また、本年四月からは、北海道の北見市、美幌町、津別町において全国で二例目となる取組が開始されるなど、一定の成果が出ているものと承知をしております。このほか、同事業の活用に向けた調査を行う予定の市町村も見られるところです。

こうした創設した事業が、しっかりと全国各地の、必要なサービスの提供を求めている地域で使われていくようにしっかり周知を徹底していきたい、活用を促していきたいというふうに考えております。

一方で、もう一つのお尋ねの、今回の再構築事業の関係でありますけれども、ただいま申し上げたサービス継続事業とかエリア一括運行事業、こういったものについては、交通事業者が現に存在する地域での取組が前提となってございます。今般、担い手不足等を背景として交通事業者が撤退した、あるいはほとんど撤退するおそれというふうな形の交通空白の解消にはなかなか適用が難しいものと考えております。

このため、本法案では、バス路線等が休止、廃止又はそのおそれのある地域におきまして、輸送資源をフル活用し交通空白を解消するため、新たな事業として自動車地域旅客運送サービス再構築事業を創設をしたものでございます。

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