池光崇国土交通省大臣官房公共交通政策審議官

2026年5月13日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 92 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 161 発言)

お答え申し上げます。

公共交通と申しましても、委員御指摘のとおり、かつて民間事業者の方がまさに経営として維持あるいは事業をされておったんだと思います。

大都市部とか需要が多いところでは、まさにまだそういう形でしっかり維持をしていただいているわけですけれども、御指摘ありましたように、やはり、地方部に行きますと、人口減少それから少子高齢化ということで、利用者の方も減る。片や、最近では担い手不足ということで、いわゆる供給も厳しくなってくる。こういうことになりますと、民間事業だけではなかなか厳しい状況があるということであります。

二〇〇七年に地域公共交通法というのを私ども作りまして、地方公共団体が、いわゆる事業者任せにするのではなくて、むしろ主体になって地域の計画を作っていただく。それも、縦割りじゃなくて、鉄道は鉄道、バスはバス、タクシーじゃなくて、地域全体の交通計画を作るという、マスタープランを作ってくださいということで法律を作ったわけであります。

ただ、やはり人口減少のスピードはすごく速いものですから、累次の改正を重ねてきておって、その中に、元々計画というのも全然義務はかかっていなかったんですけれども、任意で作るということだったんですが、今は努力義務で、全ての自治体にお作りくださいというのに努めていただくということになっています。

今回は、バス、タクシー、公共ライドシェアに加えて、地域のいろいろな送迎の手段を持っておられる方にも参加していただいて、輸送資源を全てフル活用して、それで地域の足を確保しましょうということで、いわゆる地域の実態、社会の実態に合わせて適切な制度にしていっているということだと思います。

だから、地域公共交通というのをどういう形で維持するか。いわゆる民間がやる、あるいは地域が主体になってやる、これは手段でありますけれども、目的は、地域の方々がそれでしっかり生活できる、それで地域が持続可能になるということだと思いますので、それに応じて地域公共交通政策を最善の形にしてきているというのが私どもの考え方でございます。

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