お答え申し上げます。
まず、現在の麻疹の発生状況でございますが、本年第五週以降、麻疹、いわゆるはしかの報告数は増加傾向にございまして、六月十七日時点の累計報告数は五百二十九例と、過去十年間で最も報告数の多かった二〇一九年同時期の六百二十九例に次いで多い水準となっているところでございます。最近の状況といたしましては、五月以降、毎週数例から十数例程度で推移しており、週に六十例から七十例程度報告があった四月頃と比較すると落ち着きつつあると考えられる状況ではあります。
一方で、麻疹は感染力が非常に強く、先進国でも千人に一人が死亡すると言われる注意が必要な感染症でございまして、引き続き、感染状況を注視して、関係機関と緊密に連携して、感染拡大防止に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。
また、海外の話も含めて、麻疹の発生要因をどのように考えているのかという御質問でございました。
近年、諸外国において、麻疹含有ワクチンの接種率が全体的に低下傾向であります。こうした中、二〇二三年以降、世界的に麻疹の流行が報告されているというふうに認識しております。こうした背景から、麻疹の排除認定国であったスペイン、イギリス、カナダなどの先進国においても認定が取り消されているという状況であるということも承知しております。
また、現在、一時期と比較して麻疹の国内の報告数は落ち着きつつあるものの、日本においても、国内における定期接種率の低下や近隣諸外国を推定感染地域とする輸入症例の報告、国内二次感染や集団発生の報告もございまして、引き続きの注視が必要と考えております。
厚生労働省としては、国立健康危機管理研究機構や自治体等の国内の関係機関、WHOを始めとする国際機関等と連携を強化し、国内外の発生動向の把握や情報共有に努めるとともに、ワクチン接種等の推奨及び麻疹に関する正確な情報発信に取り組んでまいりたいと考えております。
24沼沼崎満子(中道)
今、電子化でデータベースがこの六月から始まっているということで、ここに関しては非常に前進を期待をしています。その場合は、今、助成を行っている任意接種のワクチンに関してはこのデータベース上に載ってくるということでしたけれども、それ以外のところというのがまだ抜けている状況でもありますので、是非そこも御検討をいただきたいと思います。
その際には、自治体や医療機関に対して、データベースに載せるときに、任意接種、以外のところに関しても積極的に登録をするような、そういった働きかけを、一人でも多くの接種状況というのを把握していただくためにですね。ただ、このデータベー…
この発言のページ
25鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
先生に先ほどお答えさせていただきましたとおり、自治体が費用助成を行っていない任意接種につきましては、システム上での接種記録の取扱いなどの課題をまずは整理した上で、引き続き必要な検討を進めてまいりたいと考えておりますが、今先生がおっしゃったような実務上のポイントなども含めて、どういった対応が必要なのか、そうしたことについて検討してまいりたいというふうに考えております。
この発言のページ
26沼沼崎満子(中道)
ありがとうございます。お願いいたします。
次、ちょっとまた話題が少し変わりますけれども、今、麻疹が国内で発生をしている状況ですので、麻疹に関しての御質問をさせていただきます。
今、麻疹患者さん、少し落ち着いてきたという情報はありますけれども、依然まだ流行をしている状況でもあると思います。現在の麻疹の発生状況に関する把握に関してまず御答弁をいただきたいということと、今、国内で麻疹患者さんが発生している状況の要因についてどのように分析をされているのか、御答弁をお願いいたします。
この発言のページ
- (上の発言)
27鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
まず、現在の麻疹の発生状況でございますが、本年第五週以降、麻疹、いわゆるはしかの報告数は増加傾向にございまして、六月十七日時点の累計報告数は五百二十九例と、過去十年間で最も報告数の多かった二〇一九年同時期の六百二十九例に次いで多い水準となっているところでございます。最近の状況といたしましては、五月以降、毎週数例から十数例程度で推移しており、週に六十例から七十例程度報告があった四月頃と比較すると落ち着きつつあると考えられる状況ではあります。
一方で、麻疹は感染力が非常に強く、先進国でも千人に一人が死亡すると言われる注意が必要な感染症でございまして、引き続き、感染状況を注視して、関係機関と緊密に連携して、感染拡大防止に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。
また、海外の話も含めて、麻疹の発生要因をどのように考えているのかという御質問でございました。
近年、諸外国において、麻疹含有ワクチンの接種率が全体的に低下傾向であります。こうした中、二〇二三年以降、世界的に麻疹の流行が報告されているというふうに認識しております。こうした背景から、麻疹の排除認定国であったスペイン、イギリス、カナダなどの先進国においても認定が取り消されているという状況であるということも承知しております。
また、現在、一時期と比較して麻疹の国内の報告数は落ち着きつつあるものの、日本においても、国内における定期接種率の低下や近隣諸外国を推定感染地域とする輸入症例の報告、国内二次感染や集団発生の報告もございまして、引き続きの注視が必要と考えております。
厚生労働省としては、国立健康危機管理研究機構や自治体等の国内の関係機関、WHOを始めとする国際機関等と連携を強化し、国内外の発生動向の把握や情報共有に努めるとともに、ワクチン接種等の推奨及び麻疹に関する正確な情報発信に取り組んでまいりたいと考えております。
28沼沼崎満子(中道)
ありがとうございます。
今御紹介があったように、世界的にも麻疹の、要するに、ワクチンの接種率が低下することによって、それが直接原因がどうかというのはもちろん判断が難しいんですけれども、確実にやはり流行状況が世界で起きている、もちろん日本国内でもそれが起きているということですので、やはり接種率をしっかり上げた状況で予防していくということが非常に大事だというふうに思っております。
その上で、今後の日本国内での麻疹のワクチンの接種率向上であったり、今、追加接種等も検討をしている方も当然出てきていると思いますので、こういった方に対する接種率向上あるいは呼びか…
この発言のページ
29鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
先生から御指摘がありますように、麻疹の感染拡大の背景として、海外での流行に伴う輸入症例の発生や、麻疹が空気感染で感染力が極めて強く、症状の出現前から感染性を有することに加え、国内外において、コロナ禍以降、ワクチンの接種率が低下傾向にあることが考えられております。
そのため、自治体、医師会等に向けて、予防接種の積極的な推進について事務連絡で依頼するとともに、麻疹の発生状況や対策について、自治体やメディア向けに複数回説明会を行うなど、情報発信に努めているところでございます。
このような取組を通じて、麻疹排除状態を、今、日本は麻疹排…
この発言のページ
30沼沼崎満子(中道)
ありがとうございます。
ワクチンに関するやはり正しい知識というのもしっかり普及をしていただいて、この接種向上には寄与をしていただきたいというふうに重ねて申し上げます。
麻疹のワクチンの供給体制について次にお伺いしますけれども、昨年はMRワクチンは限定出荷が行われたというふうに、小児科の先生の方から、私、なかなか手に入らないという現場の声を昨年お聞きしました。
定期接種に加えて、今後は追加接種を、二回接種していない方とかは希望される方も当然増える可能性がございますので、現在のMRワクチンの供給状況、しっかり定期接種に必要なワクチン量を、追加接種される…
この発言のページ