大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長

2026年6月10日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 126 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 157 発言)

お答え申し上げます。

透析や腎移植に関連をいたします五学会ございまして、日本腎臓学会を始めとする五学会でありますが、こちらが作成した患者様向けの説明資料というものがございます。「治療選択とその実際」というタイトルであります。

その資料によりますと、生命予後につきましては、血液透析を受けている方と腎移植を受けている方を単純に比較をいたしますと、腎移植を受けている方の方が生命予後がよい。生活の制約につきましては、血液透析を受けている方は通常、週三回、一回四時間程度の通院が必要となりますが、腎移植を受けている方は免疫抑制剤の内服が必要となる。これは外来通院で可能ということになります。食事の成分制限につきましては、血液透析を受けている方は、たんぱくや水分、塩分、カリウム、リンなどの制限が必要となります。腎移植を受けている方は、こういった制限がないというふうに記載がされております。

また、医療費に関しまして申し上げますと、日本の保険診療における一人当たりの医療費を比較してみますと、これは正確に比較することは困難ではありますが、代表的な診療報酬についてのみ着目をいたしますと、当該治療の導入時につきましては、腎移植の方が血液透析と比較して費用が高くなりますが、導入後の慢性期につきましては、血液透析の方が腎移植と比較して費用が高いというふうに承知をしております。

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