ありがとうございます。
十分でなかなか話し切れなかったところを、お時間をいただいて、ありがとうございます。
身寄りの問題というのは、本当に身寄りがない人もいますし、身寄りがあっても頼れない人もいますし、疎遠になってしまっているとか、やはりいろいろな事情がある方もおられますので、身寄りのことと一くくりに言いましても、それぞれの立場は随分違います。
今回は、お金がなくて身寄りのない方を社会福祉協議会という第二種の社会福祉事業の中で支えていくということが提案されまして、じゃ、社協がそんな全部受けられるのかと。そもそも、判断能力の乏しい人たちの支えだけでも、これからどんどんどんどん対象者が増えていくという中で、日々、遅れて対応しないように、待機が出ないようにというのでみんなが現場で頑張っている中に、プラスの大きな問題が出てきたというので、これは、同じ次元で考えるのは随分違うのではないかということと、乱暴ではないかということを思っています。
そもそも、お独り暮らしで亡くなっていかれるような方は、自治体で、自治埋葬ということで、自治体がサポートして埋葬していくというふうなルールがあるわけですけれども、そこと、社会福祉協議会が、これまで全然つながりのない方を突然契約だけして、その方がどういう人なのか、意思決定のところもサポートすることもなく、ただ、それこそ事務処理だけみたいなことになっていったときに、人間の尊厳というのは一体どうなるのかという怖さをすごく感じています。
この問題については、国民的な議論もまだまだ足りないような気がしています。多くの方々がこのことを、あした自分が死んだらどうなるのかなと先送り先送りしながら暮らしていらっしゃる方が大量におられる中で、介護の社会化が、介護保険、今ちょっと危ういという話もありましたけれども、身寄りの問題に大きく足を踏み入れていくということであります。
是非、先生方、この問題は、これから私たちが安心して生きていくこと、安心して死ねることにつながっていきますので、そこをみんなで議論していただいて、少しでも前に進むような、今回、全てがいきなりできるわけではないと思いますが、よりよいものになっていくように、継続的な応援、それから現場の声をもっともっと聞いていただきたいと思います。
社会福祉協議会だけが担うものでもありませんし、ほかのNPOの方々も、じゃ、この事業を担えますか、担いたいですかと思えるような中身になっているかどうかというところも是非審議いただいて、建設的な内容になって、みんなが安心できるという身寄りの問題につなげていただきたいということを切に希望します。
22
上野宏史(自民)
ありがとうございます。
時間になったので、ここで質問を終了いたします。
各先生方からいただいた意見をしっかり踏まえて法案の審議に臨んでまいります。ありがとうございました。
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23
大串正樹(自民)
次に、山本香苗君。
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24
山本香苗(中道)
中道の山本香苗でございます。
五人の参考人の先生方、今日は本当にお忙しい中、ありがとうございます。
今回の法改正の中、いろいろ課題はあることはよく認識しておりますけれども、とにかく一歩でも前に進めていきたい、そういう思いで、なるべく今日は現場のリアルを是非お伺いしたいと思っております。
勝部参考人に最初にお伺いしたいと思いますが、勝部さんは、豊中市の社会福祉協議会の中で、コミュニティーソーシャルワーカーとして地域を、本当に人に優しい町づくりを懸命にやってこられて、地域共生社会の在り方検討の委員としてもこの身寄りの問題の制度の議論にも携わっていただき…
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- (上の発言)
25勝勝部麗子豊中市社会福祉協議会参与兼コミュニティソーシャルワーカー統括
ありがとうございます。
十分でなかなか話し切れなかったところを、お時間をいただいて、ありがとうございます。
身寄りの問題というのは、本当に身寄りがない人もいますし、身寄りがあっても頼れない人もいますし、疎遠になってしまっているとか、やはりいろいろな事情がある方もおられますので、身寄りのことと一くくりに言いましても、それぞれの立場は随分違います。
今回は、お金がなくて身寄りのない方を社会福祉協議会という第二種の社会福祉事業の中で支えていくということが提案されまして、じゃ、社協がそんな全部受けられるのかと。そもそも、判断能力の乏しい人たちの支えだけでも、これからどんどんどんどん対象者が増えていくという中で、日々、遅れて対応しないように、待機が出ないようにというのでみんなが現場で頑張っている中に、プラスの大きな問題が出てきたというので、これは、同じ次元で考えるのは随分違うのではないかということと、乱暴ではないかということを思っています。
そもそも、お独り暮らしで亡くなっていかれるような方は、自治体で、自治埋葬ということで、自治体がサポートして埋葬していくというふうなルールがあるわけですけれども、そこと、社会福祉協議会が、これまで全然つながりのない方を突然契約だけして、その方がどういう人なのか、意思決定のところもサポートすることもなく、ただ、それこそ事務処理だけみたいなことになっていったときに、人間の尊厳というのは一体どうなるのかという怖さをすごく感じています。
この問題については、国民的な議論もまだまだ足りないような気がしています。多くの方々がこのことを、あした自分が死んだらどうなるのかなと先送り先送りしながら暮らしていらっしゃる方が大量におられる中で、介護の社会化が、介護保険、今ちょっと危ういという話もありましたけれども、身寄りの問題に大きく足を踏み入れていくということであります。
是非、先生方、この問題は、これから私たちが安心して生きていくこと、安心して死ねることにつながっていきますので、そこをみんなで議論していただいて、少しでも前に進むような、今回、全てがいきなりできるわけではないと思いますが、よりよいものになっていくように、継続的な応援、それから現場の声をもっともっと聞いていただきたいと思います。
社会福祉協議会だけが担うものでもありませんし、ほかのNPOの方々も、じゃ、この事業を担えますか、担いたいですかと思えるような中身になっているかどうかというところも是非審議いただいて、建設的な内容になって、みんなが安心できるという身寄りの問題につなげていただきたいということを切に希望します。
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山本香苗(中道)
ありがとうございます。
私も、この身寄りの問題をやっているときに、どうしても、死後事務だとかそういった入院手続の支援だとか、サービスをつくったら終わりみたいな、そういう機能提供、サービス提供が中心になりがちなところがあると思うんですけれども、それは大きな間違いじゃないかと。あくまで、サービスは提供する、一つの選択肢は示すけれども、本来は、その人を孤立させないための仕組みをいかにつくるかという視点が欠けているんじゃないかと思うんです。
そういう中で、いろいろな各地で互助の仕組みとかをつくっているところがあります。そういった地域づくり、そういう視点もその…
この発言のページ
27勝勝部麗子豊中市社会福祉協議会参与兼コミュニティソーシャルワーカー統括
全国の中には、例えば、ホームレスの状態で生活されていた方同士が互助会をつくって、亡くなった方をみんながお参りするような仕組みをつくっていたり、私の町でも、身寄りのない人たち同士が縁の会という会をつくって、自分が死んでも、そこにいた仲間がお参りに来られるような、そういう関係性を緩やかにつくっていこうじゃないかみたいな機運も出てきているわけです。
もちろん、誰かが最後のお世話をするということはありますが、ただ事務処理のような形で過ぎていくような今回の身寄り問題ではなくて、その人のことをみんなが思い、その人のことを語れるようなお別れができるような、そういう社…
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山本香苗(中道)
ありがとうございます。
本当に、この事業を立てて、まあ一歩前進ではあるんだけれども、実は、この間の質疑の中でも、具体化するに当たってはこれからいろいろな議論を聞いていくという話で、こんなんでええのかという気持ちもあるんですけれども。逆に、それを逆手に取って、これから現場の声もしっかり聞いていただく検討の場等々も設けていただきながら、具体化を進めていきたいなと思っております。
そういう中で、今日は、医療と介護の現場で頑張ってきてくださった参考人の先生、本当にありがとうございます。早坂先生と小島先生、ありがとうございます。
確かに、シャドーワークのとこ…
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