鹿沼均厚生労働省社会・援護局長

2026年5月15日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 49 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 199 発言)

お答えいたします。

介護人材の確保につきましては、全国的な喫緊の課題であり、そして、あわせて、非常に重要な課題だというふうに我々も思っております。

これまで、国において累次にわたる処遇改善を始めとした総合的な対策、また、都道府県においても地域医療介護総合確保基金の活用等により取組を進めてきたところであり、今回の法案では、こうした介護人材の確保等に関する国、都道府県の責務を法律で明確化した上で、取組を更に推進していきたいというふうに考えております。

加えて、今回の法案では、やはり、地域において、介護の人材を取り巻く状況も様々でございます。そういったことも踏まえ、都道府県を中心に福祉人材確保のための協議会を法定化することとしており、都道府県単位での情報共有にとどまらず、人材確保、定着、職場環境の改善、生産性向上、経営支援、さらには介護のイメージ改善、理解促進、こういった各地域が抱える個別課題に応じたプロジェクトチームを創設し、現場の民間事業者も含めた地域の関係者が実践的な取組を検討、実行していくことを想定しております。

例えばで申し上げれば、自力での人材確保等が困難となっている小規模な法人、こういった方々が協議会に参加し、公的機関等の支援を受けながら協働して取組を行う、こうしたことで問題の解決にも資することができるというふうに考えております。

ただ、我々としても、こういった協議会等をつくったからすぐ解決するというふうには思っておりません。やはり、その中でどういったことが行われるか、こういったことが大切だと思っておりまして、国としても、協議会の運営に関するモデル事業を実施することとしており、その成果物の周知、こういったものを行うことで地域における実践的な取組を後押ししていきたい、このように考えております。

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