中村洋一全国保険医団体連合会理事・政策部部長/東京保険医協会副会長

2026年4月21日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 104 発言)

先日、百五歳の在宅の患者さんがぜんそくの発作が出るようになって、一度救急車まで呼んだんですけれども、幸い、私が出勤途中にそこの現場に行ったので、入院はせずに、搬送せずに済んだんですが。

なぜぜんそくが起きたかというと、ロキソニンテープを買って貼ったからなんです。手首が痛いからといって貼ったからなんですが、ロキソニンがぜんそくを誘発するということはもうよく分かっていることですので、やはり、こういうことが勝手に行われてしまうということが非常に問題だというふうに思うんですね。

そういった点が大事なんですが、難病患者等々、高齢者でも、在宅になったときには医療費が非常に高くなっております。難病患者の場合は、幸いに、一か月の自己負担額上限というのが制度としてありますので、所得によりますけれども、状態にもよりますが、千円で済む人と、五千円で済む人とありますけれども、そうなれば薬剤費はおおむね、その認定を受けていればその範囲内で収まるということになりますので、場合によっては薬剤費がかからないということもあります。

でも、難病の対象にならない病気になったとき、その人が、ALSで人工呼吸器をつけている人を一人診ていますが、花粉症なんです。それで、そのときは本当にひどいんですね。二月から六月まで、いろいろな人が、介護の人が出入りすると、そのたびに症状が悪化していくということで、そういう人は、でも、難病の対象疾患ではないので、その部分は自己負担になってしまいます。

元々、ALSの人たちなんかでは、介護費用が平均で月に四十万ぐらいかかるというふうに言われております。そのうち何割かはもちろん国の保険制度、介護保険制度等でありますけれども、しかし間に合わないので、やはり自費で出していく部分が多いです。

それから、在宅患者においても、やはり介護保険だけでは間に合いませんし、一割負担というのが非常に重いので、そういった点で、余計な費用がかかってしまうという病気そのものについてはやはり配慮も当然必要なんだろうというふうに思います。

以上です。

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