成田浩司環境省大臣官房審議官

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 43 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答え申し上げます。

委員御指摘のとおり、サーキュラーエコノミーを推進していくためには、地方自治体と連携した取組や消費者への効果的な普及啓発など、様々な関係者の御協力を得ながら取り組んでいくことが重要であると考えております。

環境省におきましては、例えば食品ロス削減のほか、リユースやサステーナブルファッションの促進などに取り組んでいるところでございます。

具体的な取組を申し上げますと、食品ロス削減につきましては、飲食店での食べ残しを持ち帰るmottECOの取組や、小売店の廃棄予定食品を子供食堂等に有償で提供する実証事業、自治体等が住民から余っている食品を集めフードバンク等に寄附するフードドライブ活動などについて、地方自治体や事業者等の支援や消費者への啓発活動に取り組んでいるところでございます。

また、リユースにつきましては、本年三月に策定、公表いたしましたリユース等の促進に関するロードマップに基づきまして、例えば遺品整理や学用品が不要になるタイミングなど、消費者がリユースに取り組む機会の創出につながるような自治体等の取組を促すモデル事業を今後実施する予定でございます。

さらに、衣類の資源循環の実現に向けまして、これまでも使用済衣類回収のシステムを構築するためのモデル事業を実施し、地方公共団体や事業者等を支援しているところでございます。

具体的な例といたしましては、商業施設等での回収ボックスの設置と住民への行動変容を促す啓発活動により、生活者、事業者、行政が一体となった持続可能な衣類回収システムを構築する自治体の取組を支援しているところでございます。

今後は、本年三月に策定、公表いたしましたサステナブルファッションの推進に向けたアクションプランに基づきまして、自治体や民間による衣類回収の好事例等をまとめた回収ガイドラインの策定や、マッピングによる全国の衣類回収拠点の見える化の促進等に取り組んでまいります。

環境省が昨年度から開催しております資源循環自治体フォーラムにおきましては、これらの分野等につきまして、自治体、製造業、廃棄物処理業等のほか、消費者が参加し地域の資源循環を進める上での課題や解決策等について意見交換を実施しているところでございます。

引き続き、経済産業省や総務省など、関係省庁や地方自治体、消費者等の御協力をいただきながら、サーキュラーエコノミーへの移行を推進してまいりたいと考えているところでございます。

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