村瀬佳史資源エネルギー庁長官

2026年6月12日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 184 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 189 発言)

お答え申し上げます。

高レベル放射性廃棄物の最終処分は、過去半世紀以上にわたり原子力を利用し、使用済燃料が既に存在をしている以上、必ず解決しなければならない国家的課題だと認識してございます。

一方で、最終処分事業は長期にわたる事業であるため、期限やスケジュールありきということではなく、地域の皆様の声に丁寧に向き合いながら進めていくことが不可欠と考えてございます。欧州等においても、三十年以上にわたり、地域の御理解を一つずつ得ながら処分地の選定が進んできたというふうに理解してございます。

我が国におきましては、二〇一七年に科学的特性マップというものを公表させていただいておりまして、こうしたものに基づいて全国での理解活動に努めてまいったところでございます。

そうした結果、二〇二〇年より北海道の寿都町、神恵内村で、また二〇二四年より佐賀県の玄海町において文献調査を開始した状況にありました。また、国主導の申入れによりまして、本年五月に、全国四例目となる文献調査を東京都小笠原村南鳥島で開始をさせていただいたところでございます。したがいまして、今現在、四件の文献調査が進行中でございます。

その上で、処分地選定を前に進めるべく、国といたしましては、この南鳥島での文献調査のプロセスでは、地元発意を待つことなく、国の責任で地域に協力をお願いしていくという方針に基づいてお願いをさせていただいたということでございまして、引き続き、こうした形で国が前面に立って取り組んでまいりたいと考えてございます。

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