阿部司 (日本維新の会)

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 86 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 132 発言)

現行の事業は、いわゆる先ほどのAIのインパクトというものをそこまで想定した設計ではないというふうに受け止めました。

その上で、大臣にお伺いいたします。

AIによる業務の代替は、もはや、仕事の一部変化というレベルを超えて、職種そのものの消失の領域にまで及び始めています。さらに、深刻なのはその先にある構造的なリスクであります。各企業は、合理的な経営判断でAIを導入して人員を削減します。しかし、この削減された方々というのが同時に消費者でありますから、一人また一人と購買力が失われて、需要が縮んで、企業の売上げが減って、また人を減らすといった、個々の合理的な判断が合成の誤謬を生んでいく、経済全体を縮小させていくということにつながります。

先日もXでバズっていたんですけれども、ウォートン大とボストン大の経済学者が、ザ・AI・レイオフ・トラップという論文でこのようなことを指摘しておりました。産業構造の変化が個々で進むというよりかは、もうこれまでの前提とは根本的に異なって、全体的に仕事が減っていくといった事態であります。

この現行のリスキリング支援が非常に先進的であるということは私も認識をしておるんですけれども、AI時代の雇用の急速、広範、構造的なシフトに真っ正面から想定した対応、そうした制度であるとはまだまだ言えない状況だと思っていまして、このAI時代の雇用シフトに真っ正面から対応するためのリスキリング制度に抜本的に再設計する必要があると思いますけれども、御所見をお伺いいたします。

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