赤澤亮正 (自由民主党)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

2026年5月13日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 113 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 239 発言)

大変重要な御指摘だと思います。

まず、周知という意味では、我々が一番心がけているのは、原油や石油関連製品については日本全体として必要となる量は確保ができていると。ここをきちっと周知しないと、全体として足りないとなると、誰かが我慢しなきゃならない、それは私がなるのは嫌だからふだんの十倍注文を出すとか、そういう世界に入っていっちゃうので、そこは、一番大事な周知の部分は一生懸命やっているということだと思います。

その上で、サプライチェーンの幅広い事業者の不安を解消できるよう、こうした全体の供給状況や、一部で生じている供給の偏りや流通の目詰まりの解消事例、一番元は児童用カテーテルの滅菌用のA重油とかいうのに始まって、ずっと目詰まりを解消した事例についても発信をしてきております。

その上で、関係省庁に設置された情報提供窓口を通じて接着剤などのサプライチェーンの情報を集約し、供給の偏りや目詰まり箇所を特定し、一つ一つ確実に解消してきたところ、その方法について一定の知見が得られてきています。

例えば接着剤については、三月の生産量は実は前年同期比〇・九%プラスであったのでありますが、当面の生産に大きな支障はないにもかかわらず、一部の流通、需要側が実績を超える量を発注して供給に偏りが生じていると。

こういったことに対して、原料である溶剤メーカーに溶剤の安定供給を要請した上で、サプライチェーン間での供給見通しの共有を促す、その上で需要側にも業界団体を通じて通常量の購入を維持するように要請する。端的に言うと、ホームセンターとかにポスターを貼って、前年同月比同量を買ってください、大量発注はやめてくださいみたいなことを呼びかけたり、ということで目詰まりを順次解消してきております。

まさに委員おっしゃってくださったように、ちょっと切りがないというようなところもないわけではなく、特に建設関係は、工務店は大体一人親方だったりするので、業界団体を通じてもなかなか声が届かなかったりして、しかもホームセンターで買われるので、そこにポスターを貼るしかないなとか、ちょっといろいろ苦労しながら、工夫しつつやっているところではあります。こうした知見を業界横断で展開することにより、流通のお困り事を一つ一つ着実に解消していきたいと思います。

ただ、その中で一つだけ申し上げておくと、全体量は足りている中で目詰まりなんですが、そういう中でも本当に急ぐのはやはり医療関係とか、命に関わる部分は、これはもう、連絡いただいたら直ちにサプライチェーンを全部一個一個遡って必ず目詰まりを特定して、迅速に、数日以内に解消するようにしておりますので、そういう意味では、国民の皆様の命をまず守り抜く、それに加えて経済とか生活を守るということをしっかりやっていきたいと思います。

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