魚谷敏紀水産庁増殖推進部長

2026年4月17日・第221回国会 衆議院 環境委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 129 発言)

お答えいたします。

まず、農業分野につきましては、第三者への継承を円滑に進めるため、就農希望者と経営移譲希望者とのマッチングや継承に関する相談対応、技術習得のためのトレーニングファームの整備など地域の関係機関によるサポート体制の整備、経営継承の際に必要となる機械、施設の導入や修繕、老朽施設の撤去、専門家の活用等の取組などへの支援を行っているところでございます。

次に、漁業分野においては、例えばカキ養殖については、経営体数が減少する一方で、一経営体当たりの生産量はやや増加傾向にあるということから、廃業する方の漁場を既存の漁業者が活用したり、第三者への事業継承が行われることで、経営体の規模拡大が進んでいるものと推察されるところでございます。

また、カキを含む養殖業の安定生産には漁場が円滑に活用されることが重要であり、このため、平成三十年に漁業法を改正し、漁業者の漁場利用を確保した上で、協業化や地域内外からの第三者の新規参入を含め、水面の総合利用ができるよう制度を改正したところでございます。

さらに、漁業就業希望者と担い手を求める地域の漁業者をマッチングする就業相談会や、漁業者による長期研修の実施についても支援をしており、こうした取組の中で、生産設備など経営資源の継承が行われた事例もあると承知しております。

第三者継承は、初期投資費用の軽減や技術の早期習得にも資するなど経営上の利点もあることから、第三者継承を含む取組を活用し、カキ養殖業等の振興に努めてまいりたいと考えております。

前後のやりとり

63の発言を見る

71の発言を見る