御答弁ありがとうございます。
このオファー型協力を積極的に戦略活用することは、国際社会への貢献を中核としつつも、多くの日本企業にとって経済機会の創出にもつながります。案件の確立に向けて、引き続き、外務省やJICAには御尽力をお願いしたい、期待をしたいと思います。
では、続いて、UHCナレッジハブについてお伺いをいたします。
外交戦略上、国際保健を位置づけるに当たっては、ハード面の支援だけではなく、ソフト面、とりわけ人材育成や制度づくりへの貢献も極めて重要であります。その意味で、日本政府が主導して立ち上げたUHCナレッジハブは、各国の保健財政、人材育成、制度設計を支える知の拠点として大きな可能性を持っていると考えます。
UHC、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、先ほど大臣の答弁の中でも言及いただきましたけれども、これは、全ての人が必要なときに経済的負担なく質の高い保健サービスを受けることができる状態という概念でありまして、二〇一二年の国連総会で、世界の国々が国際社会の共通目標とすることに合意をした概念であります。SDGsのゴールの一つにも掲げられております。
日本は、これまで、このユニバーサル・ヘルス・カバレッジを国際社会において主流化し、持続可能な開発目標、SDGs達成の基盤として位置づけることに尽力をしてまいりました。その中で、このUHCナレッジハブについても立ち上げをしてまいったと理解をしております。
そこで、お伺いをいたします。
二〇三〇年に向けて、このUHC、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを国際社会で更に前進をさせるために、政府として、UHCナレッジハブの取組をどのように後押しし、更に発展をさせていく考えか、御答弁をお願いいたします。
59西西崎寿美外務省大臣官房審議官
お答えいたします。
二〇二三年、オファー型協力を打ち出して以来、我が国から、能動的な提案に基づき、これを戦略的に実施しているところでございます。直近では、昨年十二月の中央アジアプラス日本対話・首脳会合において、中央アジア五か国に対する域内外の連結性強化のためのカスピ海ルートに係るオファー型協力を立ち上げております。
委員御指摘のとおり、昨年八月、オファー型協力の戦略分野に保健を追加しました。また、具体的な取組として、TICAD9において、政策パッケージ、アフリカ保健投資促進パッケージを立ち上げております。
引き続き、ODAの戦略的な活用を通じて、日…
この発言のページ
60原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございます。
案件の組成については保健分野はまだこれからということで、そういう理解でよろしかったでしょうか。
この発言のページ
61西西崎寿美外務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
現時点において保健分野において公表済みのオファー型協力の案件はございませんが、案件形成に向け、各省、企業などと鋭意今協議中でございます。
この発言のページ
- (上の発言)
62原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございます。
このオファー型協力を積極的に戦略活用することは、国際社会への貢献を中核としつつも、多くの日本企業にとって経済機会の創出にもつながります。案件の確立に向けて、引き続き、外務省やJICAには御尽力をお願いしたい、期待をしたいと思います。
では、続いて、UHCナレッジハブについてお伺いをいたします。
外交戦略上、国際保健を位置づけるに当たっては、ハード面の支援だけではなく、ソフト面、とりわけ人材育成や制度づくりへの貢献も極めて重要であります。その意味で、日本政府が主導して立ち上げたUHCナレッジハブは、各国の保健財政、人材育成、制度設計を支える知の拠点として大きな可能性を持っていると考えます。
UHC、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、先ほど大臣の答弁の中でも言及いただきましたけれども、これは、全ての人が必要なときに経済的負担なく質の高い保健サービスを受けることができる状態という概念でありまして、二〇一二年の国連総会で、世界の国々が国際社会の共通目標とすることに合意をした概念であります。SDGsのゴールの一つにも掲げられております。
日本は、これまで、このユニバーサル・ヘルス・カバレッジを国際社会において主流化し、持続可能な開発目標、SDGs達成の基盤として位置づけることに尽力をしてまいりました。その中で、このUHCナレッジハブについても立ち上げをしてまいったと理解をしております。
そこで、お伺いをいたします。
二〇三〇年に向けて、このUHC、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを国際社会で更に前進をさせるために、政府として、UHCナレッジハブの取組をどのように後押しし、更に発展をさせていく考えか、御答弁をお願いいたします。
63秋秋山伸一厚生労働省大臣官房総括審議官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、日本政府は、二〇三〇年までのユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に向けまして、世界銀行、WHOと連携をして、開発途上国におけるUHC達成のための知見共有や人材育成を行う世界的な拠点として、UHCナレッジハブを昨年設置をいたしまして、その取組を推進してございます。
UHCナレッジハブの主な活動は二つございます。
一つは、開発途上国における保健財政の強化のために、各国の保健省、財務省の政策立案者に対する能力構築支援を行ってございます。その一環として、例えば、今年二月には東京で対面研修を行いまして、初年度研修対…
この発言のページ
64原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございます。
日本の強みを発揮したすばらしい取組であると思っておりますので、是非、引き続きの御尽力をお願いしたいと思っております。
続きまして、国際保健機関に対する日本政府としての拠出方針についてお伺いをいたします。
先ほどODAの質問もさせていただきましたけれども、日本はこれまで、二国間援助に加えて、国際機関との連携を通じた多国間の援助によって、世界の健康医療安全保障に貢献をしてまいりました。そうした点を踏まえ、今月頭、参議院の公明党の国際保健推進委員会が、国光外務副大臣に対して申入れを行っております。国産ワクチンの研究開発、製造…
この発言のページ
65西西崎寿美外務省大臣官房審議官
お答えいたします。
国際保健は、国際社会にとって人々の命と健康に直接関わるのみならず、我が国の経済、社会、安全保障上のリスクにも関わる重要な課題であると認識しております。この認識の下、国際保健を日本外交の柱の一つと位置づけ、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成に向けて取り組んでいるところです。
将来の健康危機への予防、備え、対応は、それぞれの国や地域における取組のみならず、国際的取組が必要であり、国際保健機関等への拠出は、我が国の保健外交を進める上で極めて重要です。我が国は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成に向けて、二国間支援や、世界保健機構、W…
この発言のページ