長崎屋圭太林野庁国有林野部長

2025年12月5日・第219回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 134 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

お答え申し上げます。

御指摘の分収造林地でございますけれども、これは、昭和四十五年に当時の喜入町と分収造林契約を締結しまして植林が行われまして、植林から五十五年経過した今年、伐採を行ったものでございます。伐採は、鹿児島市との合意に基づきまして本年一月から七月に実施いたしました。

国有林におきましては、伐採に当たりまして、伐採地からの土砂流出を防止するために、例えば集材路作設時の盛土、切土の施工ですとか路面排水の処理を適切に行う、それから、傾斜が急な渓流沿いの樹木は保護樹帯で残すといった林地保全に配慮した施業を行っておりまして、本件におきましても同様の林地保全対策を行っております。

伐採地周辺では、本年八月、台風十二号の接近に伴う記録的な豪雨を観測いたしました。これによりまして、伐採地におきましては、小規模な土砂流出は見られましたものの、伐採地から大量に土砂が流出して下流の水路や水田に被害を与えたとの報告は受けておりません。

近年、地球温暖化の影響もございまして、記録的な豪雨などによりまして伐採の有無にかかわらず災害が発生していると認識しておりまして、林野庁といたしましては、引き続き林地保全に配慮した施業を行ってまいります。

また、伐採時の住民説明につきましては、現在は、民有地を通行して伐採木の搬出を行う場合など、事業実行上直接関係のある地権者に対しては説明を行っておりますけれども、今後、地域の要請がありましたら、予定する施業の内容等につきまして説明するよう努めてまいります。

前後のやりとり

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