高市早苗 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年12月12日・第219回国会 参議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 275 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 446 発言)

まず、最低賃金は、もう十分御承知のことですが、最低賃金法に基づいて公労使の三者で構成される最低賃金審議会が労働者の皆様の生計費、賃金、通常の事業の賃金支払能力を考慮した引上げ額について答申を行い、それを基に毎年度国が決めるものでございます。

この手続とは別に、政府が将来に向けた最低賃金の引上げ目標を示すということについては二つの見方があります。一つは、雇用者や事業者の皆様にとってこの予見可能性を高めて賃上げに向けた機運を醸成するという意見があります。その一方で、賃金というのは国ではなくて事業者の皆様が支払うものですから、国が将来の目標だけ示してその負担を事業者の皆様に丸投げするべきではないという御意見、これも多く伺います。

私は、やっぱり政府の役割は、賃上げを継続的に事業者の皆様にしていただける、その環境を整えることだと思っていますので、これまでの内閣以上に事業者の皆様が賃上げに取り組むことができる取組を徹底的に強化したいと考えています。

その上で、最低賃金を含むこれまでの政府決定の対応について、先ほど大臣が言いましたように、今後の消費者物価上昇率ですとか一般的な賃金の状況、また事業者の経営状況、こういった経済動向を踏まえて来年の夏には成長戦略取りまとめますので、それに向けて具体的に検討はしてまいります。

ただ、それまでに対策を一刻も早く打ちたいと思って、今回の補正予算案、御賛同をお願いしているところでございます。

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