2025年12月2日・第219回国会 参議院 総務委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 189 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 219 発言)

御回答いただきありがとうございます。

既にNHKの中では、アーカイブデータを活用することによって、より信頼できるAIを開発できるのではないかという示唆もあるというふうに伺いましたが、まさにそういったアーカイブデータが実際にいろんな信頼できるAIをつくることに対して役立っていくということは非常に重要なことと考えますので、是非検討の方を進めていただければと思っております。

次に、AIで情報収集する方への適切な情報の提供についてお伺いをいたします。

先ほどの質問はAIの学習段階の質問でございましたが、この二つ目の質問は、どちらかというと利用段階を主な焦点に当てた質問でございます。

今、多くの国民は、企業が運営する様々なAIを使ったサービスから情報を得ており、その傾向は日に日に高まっております。今後、このようなAIでの調べ物が主流になるにつれて、ニュースサイトを閲覧することは減っていき、AIが要約した情報を参照することが増えていくことが予想されております。また、質の低い情報源を参照してしまったAIが不確かな情報を回答し、AIサービスの利用者が正しい情報を得ることができないという問題も発生しております。

先日、二〇二五年十一月二十五日の総務委員会におきまして、総務省の豊嶋情報流通行政局長から、NHKを研究目的で活用する場合は放送法には抵触しないとの御答弁をいただきました。NHKが経営計画で掲げるように、公共放送として情報空間の参照点を提供するような役割を果たすためには、これは研究目的に限らず、対価や利用条件を適切に設定した上で、AIサービス事業者がNHKの情報を参照できる仕組みを整備することも検討すべきではないかと考えております。こうした対応により、AIを経由して情報を得る国民にも質の高い情報を提供できるようになるためでございます。

そこで、まずは総務省にお伺いをいたします。

十一月二十五日の総務委員会においては、NHKデータを研究目的で活用する場合は放送法に抵触しないとの答弁がございましたが、研究目的以外でも、AIサービスを提供する企業に対してNHKが情報を提供することは現行法制度上可能と解釈してよろしいでしょうか。

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