寺田健二日本放送協会理事・技師長

2025年12月2日・第219回国会 参議院 総務委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 121 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 219 発言)

お答えします。

高齢者や障害のある方々を含めた誰もが豊かな放送・サービスを楽しめるよう、人に優しい放送を目指すことはNHKの重要な役割の一つと考えており、そのための研究開発を進めております。その研究の一例として、手話放送サービスの拡充のため、AIを活用し、手話のCGアニメーションを自動生成する技術開発にも取り組んでおります。

二〇二三年四月から、インターネットで気象情報や災害情報などのある程度定型化された情報をお知らせする手話CGの提供を開始しており、二〇二五年十月からは、障害のある方のための防災情報サイトをリニューアルし、新たに手話CG動画を付けております。

また、この技術については、二〇二四年十一月から一年間、首都圏新都市鉄道株式会社と連携しまして、つくばエクスプレス線の運行情報を手話CGで提供し、NHKの技術を広く社会に還元するための社会実証も行いました。

実用に向けては、研究開発を今も続けており、現在は、さらに、ニュース速報など定型化されていない文章を手話に翻訳する技術、手話の自然さ、伝わりやすさにとって重要な要素となります提示位置や口の形、動きを再現する研究を進めております。

NHKは、引き続きAIによる手話翻訳技術を含めたアクセシビリティー技術の研究開発に取り組んでまいります。

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