今日はそこまでにしておきまして、まだ六百件以上残っていると、ごく僅かしか解決はしなかったということを理解して、次の機会に質問をさせていただきます。
それでは、植田日銀総裁と。この間、十二月一日に名古屋で御講演をされておりますが、その御講演の内容をベースにして質問をさせていただきたいと思っております。
私が、文章でも日銀のホームページで見れますけれども、植田総裁の御発言内容を読ませていただいて、中身、御発言の中で、ゼロ%台半ばと見られる潜在成長率を上回る、年率〇・九%の成長と発言され、それをもって景気は緩やかに回復しているというふうに結論付けられておられます。
ここで御発言になっています潜在成長率を〇・五%、実際の成長率を〇・九%としますと、需給ギャップは〇・八ということになります。プラスの〇・八です。また、潜在成長率を〇・五%としますと、インフレ率は三%ですから、インフレ率というのは予想インフレ率とGDPギャップにガンマを掛けたやつなんですけれども、その和になりますので、予想インフレ率は三%を僅かに下回るものの、ほぼ三%と考えてよいと思います。
予想インフレ率が分かると、実質の利子率が分かります。実質利子率というのは、名目利子率から予想インフレ率を引いたものであります。
ところで、現在の政策金利。名目利子率というのは〇・五、予想インフレ率が三%とすると、実質利子率はマイナスの二・五%ということになります。ここで植田総裁が一番関心を持っておられる経済に中立的な金利、自然利子率をゼロ%近傍と考えますと、二・五%金利上げ余力があるというふうに考えてもよいと思います。
ただし、その名目金利を上げて、今〇・五ですけれど、もう既にまた〇・二五上げるとか報道もされていますけれども、金利を上げるとGDPが減少してしまうという問題があります。この辺りを植田総裁はどのようにお考えになっているのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
83石石田晋也金融庁監督局長
お答え申し上げます。
ただいま御指摘の六月に当行が公表しました新たな支援策につきましては、特にこの調停が長期化している中で、調停外においても個別対話を通じた解決を加速するということを目的としたものと承知しております。
なお、現在、債務者の多くの方がこの調停のプロセスの協議の中で協議が進められているという状況でございますけれども、この支援策が公表された六月二十日以降、この調停外においても五十二件の解決が図られたというふうに承知しております。
私どもといたしましては、債務者にとって可能な限り問題の早期解決が図られることが重要と考えておりまして、この調停…
この発言のページ
84
浅田均(維新)
五十二件が解決されたということでございますが、あと何件残っているんですか。
この発言のページ
85石石田晋也金融庁監督局長
今なお調停にかかっている全体の件数が六百数十件あるかと思いますけれども、元々その調停の外にあった方も含めまして五十二件ということで、なおこの調停のプロセスで解決を図られるという方々が六百数十件あるというふうに考えてございます。
この発言のページ
- (上の発言)
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浅田均(維新)
今日はそこまでにしておきまして、まだ六百件以上残っていると、ごく僅かしか解決はしなかったということを理解して、次の機会に質問をさせていただきます。
それでは、植田日銀総裁と。この間、十二月一日に名古屋で御講演をされておりますが、その御講演の内容をベースにして質問をさせていただきたいと思っております。
私が、文章でも日銀のホームページで見れますけれども、植田総裁の御発言内容を読ませていただいて、中身、御発言の中で、ゼロ%台半ばと見られる潜在成長率を上回る、年率〇・九%の成長と発言され、それをもって景気は緩やかに回復しているというふうに結論付けられておられます。
ここで御発言になっています潜在成長率を〇・五%、実際の成長率を〇・九%としますと、需給ギャップは〇・八ということになります。プラスの〇・八です。また、潜在成長率を〇・五%としますと、インフレ率は三%ですから、インフレ率というのは予想インフレ率とGDPギャップにガンマを掛けたやつなんですけれども、その和になりますので、予想インフレ率は三%を僅かに下回るものの、ほぼ三%と考えてよいと思います。
予想インフレ率が分かると、実質の利子率が分かります。実質利子率というのは、名目利子率から予想インフレ率を引いたものであります。
ところで、現在の政策金利。名目利子率というのは〇・五、予想インフレ率が三%とすると、実質利子率はマイナスの二・五%ということになります。ここで植田総裁が一番関心を持っておられる経済に中立的な金利、自然利子率をゼロ%近傍と考えますと、二・五%金利上げ余力があるというふうに考えてもよいと思います。
ただし、その名目金利を上げて、今〇・五ですけれど、もう既にまた〇・二五上げるとか報道もされていますけれども、金利を上げるとGDPが減少してしまうという問題があります。この辺りを植田総裁はどのようにお考えになっているのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
87植植田和男日本銀行総裁
ちょっと委員の御質問、様々な部分が含まれていたと思いますので、取りあえず一般的な考え方を申し上げさせていただきたいと思いますけれども。
まず、中立金利がどれくらいかということは浅田先生ともこの場でも何度か議論させていただきましたが、かなり広い幅を持ってしか残念ながら現在のところ推計できていない概念でございます。常に、それをもう少し狭めることができないかということを、作業を続けておりますが、今後うまくそういうことができましたら適宜公表していきたいと思いますが、現状ではかなりの幅を持って見ざるを得ない概念であるということでございます。したがいまして、その中…
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浅田均(維新)
ありがとうございます。
かなり詳しく御説明いただいているんですが、今のお話の内容から、まだ日銀におかれては緩和的な状況が続いているという御認識でいいんですよね。
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89植植田和男日本銀行総裁
現在、様々な観点から見まして、金融政策的には緩和的な状態が続いているというふうに判断しております。
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