宮出千慧 (参政党)

2025年11月20日・第219回国会 参議院 国土交通委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 145 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 186 発言)

我が党は、必要なインフラ投資は積極的に進めるべきであると考えております。例えば、日本海側、山陰地方に新幹線が走れば、地域の皆さんの生活利便性や豊かさが増していくという面もあると思います。

費用便益分析の評価は大切ですし、もちろんBバイCが一を大きく超えるものは投資効果が高い、ですから、優先をして整備を進めていくべきであるということは私が申し上げるまでもないことなんですが、仮に一を下回るものであったとしても、国土のあまねく様々な地域に人々が生活をするということ自体が、これ国防の観点から考えると有益でしょうし、あと、都市部の過密を抑制をするということで、結果的に国土全体が有効的に活用できるという考えもあるのではないかと思います。

今申し上げた話も、整備新幹線が全て整備されなければその先に進んでいけませんので、改めて北陸新幹線を含む整備新幹線の早期全線開業を求めるところでございます。

次に、建設キャリアアップについてお伺いをしていきます。

先日、私は能登半島の被災地の視察に行ってまいりましたが、そこで復興がなかなか進んでいない現実を目の当たりにいたしました。現地の市長さんなどにもお話をお伺いしましたが、復興が思うように進まない原因の一つとして、この地域の守り手である建設業の方の人手不足がありました。

やはり、担い手確保のためには賃上げ等の処遇改善が必要と思われますが、この適正な賃金支払の原資となる労務費を行き渡らせるための制度の具体化や、建設技能者の経験や技能を登録、蓄積をするこの建設キャリアアップの利用拡大について、大臣より御発言がございました。

二〇一九年頃から運用が開始された建設キャリアアップシステムですが、私、以前、建設会社で事務方の仕事をしておりましたのでこのシステムを使用したこともあるんですが、この登録の手間や費用が掛かる割には使用できる現場が少なかったり、就業履歴を蓄積するメリットが技能者側に感じられなかったりというのが実際に使用して感じたことでございました。

運用から五年がたちましたが、令和五年の労働力調査における建設業技能者数が三百万人のところ、現在の登録者数は百七十万人にとどまっており、何かしらの改善が必要ではないかと感じるところでございます。

現場で働く建設技能者の皆様にメリットをしっかりと実感をしてもらえるような取組と、そして標準労務費の行き渡りにこれがどのように活用していくのかについてお聞かせをいただきたいと思います。

前後のやりとり

141の発言を見る

149の発言を見る