上野賢一郎 (自由民主党)厚生労働大臣

2025年11月20日・第219回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 180 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 296 発言)

がん検診の現状でございます。OECDのデータにおきまして比較可能ながん種であります大腸がんあるいは子宮がん、乳がん等につきましては、我が国のがん検診の受診率は残念ながら欧米諸国と比較して相当程度低い状況だと認識をしておりますので、先ほど来攻めの予防医療というふうに申し上げておりますが、まずこのがん検診の受診率そのものを上げる、これが非常に大事だというふうに思っております。

その上で、先ほど来局長からお話のあったように、精検受診率の向上も目指していくということだというふうに考えておりますので、そうしたことに向けて様々な取組、これまでも進めておりますが、これからも攻めの予防医療としてしっかり進めていきたいと考えています。

組織型検診についての御指摘もありました。本年七月に指針を改正をいたしまして、市町村は住民の職域等のがん検診の受診状況を把握し、その情報も踏まえた適切な受診勧奨及び精検の勧奨に努めるように要請をしたところでありますが、正直、現実問題として、市町村でどれだけ把握できるかというと、なかなか難しい状況もあろうかというふうに思います。

今後、自治体検診DX、こうしたものも見据えつつ、本人同意の下で、住民の職域等のがん検診の状況なども市町村で正確に把握できる仕組み、これにつきましては十分検討を進めていきたいというふうに思います。

また、胃がん検診についての御指摘がありました。私自身は、胃がん検診におきましては内視鏡検査受けさせていただいております。その理由は、今し方お話がありましたとおり、胃だけではなくて、食道あるいは喉のがんについても診ていただける、また、最近は鎮静剤を使って寝ている間に終わってしまうということもありますので、済みません、個人的な話で恐縮ですが、内視鏡の検査を受けております。

その上ででありますが、両検査ともいずれも死亡率の減少効果が認められておりますので、現在のところは両方を推奨させていただいている状況だと認識をしております。今後、様々なエビデンスがあって、仮にこちらの方がより優れているということがあればそうした対応の変化もあろうかと思いますが、現状では両方を推奨している状況だと認識をしているところであります。

いずれにいたしましても、がん検診の充実は非常に大事な課題でありますので、委員からも様々な御提案をいただいておりますが、そうしたものもしっかり踏まえて対応していきたいと考えています。

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