芳賀道也 (国民民主党)

2025年11月20日・第219回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 115 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 296 発言)

国民民主党・新緑風会の芳賀道也です。

大臣所信に関連して質問をいたします。

まずは、上野大臣、厚生労働大臣、御就任おめでとうございます。厚労大臣は一人では務まらないとかつて舛添要一元大臣が述べていたように、本当に厚生大臣職は激務だと思いますが、お体にお気を付けつつ大臣の重責を担っていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

まず、医療も福祉も介護も、そして全てが今公的な収入が上がらないので危機にあります。このことを午前中から質問される方も多かったと思います。

高市総理から各大臣への総理大臣指示書がオープンにされています。この指示書の冒頭、全閣僚共通指示の中に、地方を伸ばし、暮らしを守ると書かれています。しかしながら、帝国データバンクの調査によれば、今年二〇二五年の上半期には、病院、診療所、歯科診療所の医療機関の倒産が過去最悪の三十五件、物価高や人件費などの高騰による収益悪化、経営者の高齢化、建物の老朽化などを背景に事業継続を断念する事業者が相次いでいまして、二〇二五年の倒産件数は初めて七十件に達する可能性があると帝国データバンクは報告しています。

御存じのように、病院や診療所、歯科診療所が倒産すると地域医療体制が弱体化、命と暮らしを守ることができなくなるだけでなく、小児科、産婦人科などがなくなると少子化、人口減少が更に進んでしまいます。医療機関がないところでは暮らしは守れません。

上野大臣に伺います。

地方を伸ばし、暮らしを守るためには、医療機関の廃業、倒産をとどめ、そのためにはまず、病院、診療所、歯科診療所の診療報酬をアップする必要があると考えますが、大臣の見解を伺います。

また、上野厚労大臣の地元滋賀県からも、病院、診療所経営の厳しさを訴える声が大臣にも届いていると思います。最近の診療報酬改定で病院、診療所の診療報酬が抑えられてきたため、病院の約八割が赤字、診療所の四割が赤字という報道もあります。御存じのように、赤字が続くと資金繰りが厳しくなり、民間銀行からお金が借りられない、資金繰り、十二月が厳しいんだ、十二月のボーナスが払えないと嘆く病院長の嘆きを複数聞いています。

インフレによって資材や水光熱費が高騰し、人件費も上がるのに対して診療報酬が伸びなければ、病院も診療所も経営できなくなるのは自明です。午前中からの審議にもありましたけれども、診療報酬の来年引上げは六月、それまで病院、診療所、歯科診療所の経営を守る必要があります。病院や診療所が閉鎖されて地域医療が崩壊しないように、狂乱物価時のように期中改定に倣って、今すぐ歯科、医科の診療報酬一〇%以上のアップを期中改定として行うべきだと考えますが、上野大臣の御見解を伺います。

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